こんにちは。
もう春ですがまだ朝晩は冷えますね。
外を歩いたら冷たい風に
肩をすくめてしまいますよね。
知らない間に肩が凝ってしまうとか
背中が張っている感じがするとか。
腕立てやベンチプレスを行うときは
腕の力に頼っていました。
というより、
「上半身は腕の力だけでなんとかしちゃえ」
と思っていました。
ですが
それが間違いだとは
当時全く気づきませんでした。
なので今日は
上半身トレーニングの基本
「肩甲骨の使い方」
について話したいと思います。
これからお話することを
理解し身につけることができれば
関節の可動域が広くなる分、
これまで行き届かなかった筋肉までしっかり鍛えられます。
外側だけでなく内側の筋肉まで鍛えられるので
体のバランスが整い、
肩こりや背中の張り、
猫背まで解消されちゃいます。
逆にこれができないと
「腕の力だけに頼って鍛えたい筋肉が鍛えられない」
「肘回りが痛くなってきた」
というきついだけでなく
怪我までしてしまう事になりかねません。
すぐに腕がきつくなり、
ペースダウンを余儀なくされ
追い込みたいのに辛くて
あと一歩が追い込めず、筋肉は成長しない
なんてことになってしまいます。
この方法は
「現役のボディビルダーや
プロボクサーも実践している」
腕でウェイトを上げる意識でなく
肩甲骨を内側に入れ込んで
さらに伸ばし込む方法です。
ボディビルダーやプロボクサーは皆
肩甲骨をうまく使っています。
肩甲骨を使わないと
質のいい筋肉はつかない!
といっても過言ではありません。
この肩甲骨を入れ込む感覚を
身につけることができれば
周りのトレーナーに圧倒的な差を
つけることができます。
もう、気分が良くて楽しくて
仕方なくなるはずです。
ではどうやるか。
「腕で押す」ということから
「肘を主体に肩甲骨を前に滑らせる」
ということに意識をおいてください。
肘を主体に動かせば肩甲骨が動きます。
肩甲骨を動かす感覚。
これは理解しにくいので、肘を主体に押すことで
肩甲骨が動くので肘を意識します。
また、
肘で押すときには左右の肩甲骨を
前に押し広げること
が大切になります。
ラットプルダウンなど引く種目は
背骨に向かって左右の肩甲骨を引き寄せますが、
押す種目は
逆の身体の使い方をします。
わからないのであれば、
壁に向かって手を伸ばすところから始めましょう。
腕を伸ばした状態から
さらに伸ばそうとすると、
背中が前に引っ張られるような感じ
がしませんか。
その状態から友人に
手を背中に当ててもらって下さい。
肩甲骨が前に滑る感じがすると思います。
何もない状態だとどうしても
できているのかわからなくなったり
できていると勘違いしたりしてしまいます。
人に頼ってでもこの感覚を覚え
この動作をしっかり覚えてください。
肘で押す際には、
左右の肩甲骨を前に押し出した状態で
さらに押し込みます。
この動作により、
胸から肩、上腕三頭筋に至るまで
スムーズに力を伝えることができます。
肩甲骨を使うことで
無理に力まずに重いウェイトを扱えたり、
高回数こなす事が可能です。
どれだけ、腕だけを動かそうとしても
うまく力を伝えて効率よく
上半身を鍛えることはできません。
肩に力が入りすぎて肩が上がったり
猫背だと肩甲骨はうごきません。
「腕だけで押す」ということは意識
しないでください。
肩甲骨を動かすことができれば
上半身トレーニングは鍛えるべき部分を
全て追い込む事ができます。
これまでゴボウのような細い腕で腕立てしていた僕が
「肩甲骨」を意識するだけでまるで
クロヒョウのように
しなやかな筋肉をつけることができました。
「肩甲骨を動かす感覚」をさっそくあなたも実践してみてください。
必ずこれまでにない感覚、痒い所に手が届くということがわかります。
筋トレがしたくてしたくてたまらなくなります。
何段階もレベルアップした上半身を手に入れ
周りを圧倒させましょう。
もし、わからないことがあればコメントや連絡を
くださればお答えして力になりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。