見えない世界との繋がりを練磨するというのは。

実践して経験して、経験したことかから工夫して実践していく。

その繰り返し。

 

見えない世界との繋がりを練磨するためには「守破離(しゅはり)」を大切にする。

 

「守」というのは、教わった基礎をしっかり実践することです。

身につける(習慣化する)まで愚直にやり続ける。

数ヶ月でも数年間でも継続することで見えてくるものがあります。

基礎が身につき、対応できない色々な事象に気づきます。

 

最初は対応できない事象が何かもわからないのです。

継続していくことで気づいていきます。

 

「対応できない事象」を理解し、試行錯誤しながら挑んでいく。

基礎で対応できる範囲を超えていくのが「破」という言葉。

基礎の外にある未知の経験に挑んでいくことになります。

 

この「守」と「破」の積み重ねの中で、新しい発見が繰り返されます。

 

それを練磨というのです。

「日々精進」という言葉も同じです。

 

基礎を守り、壁にぶち当たったら自分で試行錯誤して突破する。

 

「守」と「破」の繰り返しによって

見えない世界への理解と深みが増し

経験に裏打ちされたオリジナルが確立されていく。

学んだことを、実践し、経験によって独自のスタイルへと変化していくのが「離」です。

 

実績と経験に基づく、深みであり厚みの層の重なりが「離」であるわけです。

 

私は見えな世界を活用する講座もやっていますが、腑に落とせるスピードや得意とする領域帯は一人一人で違います。ですが、それだけの違いです。誰もが見えない世界と繋がることはできるし、活用できるものなのです。

 

とは言っても、中途半端になってしまう方々も出てきます。

 

それが「守」という基礎を越えて「離」に急いでしまう方。

 

教わった基礎を身につけ体験していくことをせずに、知識だけでその先に向かおうという方がいます。

 

中途半端になってしまいます。

 

そして

新しいセミナーに行っては、さらに違うセミナーへ。

 

私は密かに「スピリチャルを追い求める回遊魚」と呼んでいますが。

 

それでは実際の技量は体得できません。

 

何かを学んだら根気良くやり続けてください。

 

逆に、せっかく習ったのにやり続けれられないなら、いつまで経っても回遊魚です。

 

それも楽しいのかもしれませんが、知識だけで中途半端に終わります。

結局、見えない世界と繋がることも活用することもできない。

 

私のセミナーに来てください。と言っているではありません。

 

見えない世界の何かを学んだら「実践」を継続するのが大切なのです。

 

我々、エネルギーワークをする者たちは職人と同じです。

 

大工・寿司・陶芸・・・

そのような職人たちと同じ過程を辿っていくものなのです。

 

向き合う姿勢は同じ。

 

楽しむのは自由。

 

だけど

深めたいなら新しいものばかりに目を向けずに習った基礎を積み重なるのが大事です。

 

習った料理を一回作っただけで習得した気分でいる。それは違いますよね。

料理番組を毎日見ていても料理が上達するわけではありません。

料理本に書いてある手順と分量の通りにやっている方はどれぐらいいるでしょうか?

見えない世界の活用を教えていても同じようなことが起こります。

 

練習も必要。

経験も必要。

感性を磨く努力も必要。

その先に独自のスタイルが生まれる。

 

どんな仕事でも同じ。

どんな趣味でも同じ。

スポーツやキャンプや車の運転とも同じ。

 

見えない世界も同様です。

 

一瞬で会得できることなどないのです。

 

向き合い実践し試行錯誤して練磨し続ける。

 

継続は力なり。

 

本日もお読み頂きありがとうございます。

ご縁に感謝。