群馬県 玉村町にあります。
御祭神は、
誉田別命(ほんだわけのみこと)…応神天皇。
気長足比売命(おきながたらしひめのみこと)…神功皇后。
比咩神(ひめのかみ)
です。
高崎市中心部から国道354号線を東に約10㎞向かった辺りにあります。この国道周辺は、良い神社が沢山ありまして八幡宮近くにも進雄神社(すさのお神社)や於菊稲荷神社(おきく稲荷神社)等々由緒ある神社がぎゅっと詰まっている地域です。こちらの玉村八幡宮も大河ドラマに出てきた方に縁ある神社です。
では紹介にうつります。
こちらが入口の鳥居です。鳥居をくぐると参道に駐車場があります。
隋神門です。門の周りも駐車場なのでだいたいの方はこちらからくぐってるのかなと思います。

手水舎です。手水舎の隣に境内社があります。斜め後ろ側に授与所、社務所があります。
手水舎の隣には湧水が湧いている所があります。汲んでいけるようです。ただし飲用の際は沸騰させてくださいと書いてあります。
こちらが拝殿です。直接見るととても美しいです。1726年以前に建てられていたと書いてありました。
こちらが本殿です。明治41年8月に群馬県で最初の特別保護建築物(旧国宝)に指定され現在は国の重要文化財になっているようです。拝殿、本殿の周りは広々としていてすっきりした空気なので相乗効果で更に美しさが増してる感じです。
では御祭神の紹介から簡単にします。
誉田別命は、応神天皇です。歴史の教科書にも載っている日本一大きな前方後円墳に眠っている仁徳天皇の父親になります。全国の八幡宮の神様です。
足長足比売命は、神功皇后です。応神天皇の母親になります。神功皇后も全てではありませんが八幡宮に応神天皇と一緒に御祭神として祀られている所が多いです。
比咩神は、調べるといろいろ諸説ある神様のようなのではっきりとした説明は出来ませんが、特定の神様ではないようです。
では由緒の紹介です。
鎌倉時代の1195年に源頼朝が、2022年大河ドラマ鎌倉殿の13人にも度々出てきた安達藤九郎盛長に命じたか、相談されたのかで鎌倉の鶴岡八幡宮より御分霊をして創建しています。当初は現在地ではなく同町内の角渕という地区に創建しています。現在も元宮として鎮座しているようです。
角渕八幡宮が、おそらく元宮の場所です。現在地からも遠くありません。余談ですが車で5分くらい南には高崎市の於菊稲荷神社があります。
話を戻します。元宮時代は一時少し廃れたり戦火で消失したりと大変だったようです。その後江戸時代の1605年〜1610年に新田開発等の関係で現在地へ本殿を移築しています。時の藩主や徳川家からの庇護、修理、崇敬を受けていたようです。
神社の隣には神楽寺というお寺があり別当職(神社の管理等)でしたか、明治時代の神仏分離政策でそれぞれ独立しています。

続いて境内社の紹介です。
手水舎の隣には、淡島神社と猿田彦神社があります。淡島神社の神様は、少彦名命(すくなひこなのみこと)です。
拝殿左側の境内社です。稲荷神社、猿田彦大神の碑、古峰神社です。古峰神社は栃木県鹿沼市に本家の神社があります。天狗の御朱印が沢山ある神社です。
本殿裏の境内社で五神社です。日枝神社、住吉神社、春日神社、菅原神社、熊野神社が祀られています。
三峯神社と八坂神社です。
赤いお社の神社もありました。

本殿右側には池の中心に厳島神社が祀られています。

では御朱印の紹介です。
こちらが通常の御朱印です。
切り絵の御朱印も頂きました。
また頂いてないですが、狛犬が描かれているオリジナル御朱印帳もありました。
紹介は以上です。
境内は広々としてすっきりして気持ち良い神社でした。また大河ドラマも観ていたのでそこに出ていた方が関わっている神社だと思わなかったので面白く勉強になりました。
同じ時代の八幡宮関係では、ブログ始めた当初に紹介した山形県寒河江市にある寒河江八幡宮も大河ドラマに度々出てきた大江氏が関わっておりそちらも鶴岡八幡宮からの御分霊です。
https://ameblo.jp/kamisamatohotokesama/entry-12823079224.html
良ければ寒河江八幡宮のブログと合わせて閲覧して頂いて歴史や神社の雰囲気の違い等も感じで頂けたら嬉しいです。
閲覧して頂きありがとうございました。皆様に良いご縁がありますように🙏✨