山形県 山形市にあります。
御祭神は、大物忌神(おおものいみのかみ)。月読命(つきよみのみこと)です。
山形市中心部に近い街中にあります。神社名からピンとくる方もいらっしゃると思いますが、鳥海は山形県と秋田県境にある標高2236mの鳥海山(新山)です。山頂には鳥海山大物忌神社があります。月山は山形県を代表する標高1984mの山です。山頂には月山神社本宮があります。
そんな有名な山々の神様が二柱祀られています。里で山の神様にお参り出来るとはありがたいです🙏✨
さて…神社に到着すると大きな随神門が見えてきます。かなり大きいですよね!外観は大きなお寺の入口にも見えちゃいますね。車の方は七五三と書かれてる辺りから入ります。T字路信号交差点もあり入口も分かりずらいのでお気をつけください。
随神門にはその名の通り随神がいらっしゃいますが、右側の随神は片目がありません。単純に壊れてきたみなのか… 後で説明しますが、由緒に関係あるのか…?そんな随神がいらっしゃるので訪れた時は気にしてみてください。
さて随神門を潜ります。鳥居を潜り右側に手水舎があります。
拝殿側から随神門を見るとこんな感じです。両側に狛犬がおられます。
拝殿です。お賽銭箱も二つあり頭上には大物忌大神と月山大神の額があります。写真にも見えてますが、拝殿にも狛犬がおられます。拝殿写真右手の看板です。少し書いてありますが、平安時代に鳥海山の神様と月山の神様を合わせ祀っています。ウィキペディアから引用して書きますが源頼義が、安倍氏の討伐の為に山形県遊佐町の鳥海山大物忌神社吹浦(ふくら)口ノ宮で戦勝祈願をして勝利したのでお礼で社殿を建てたとの事です。吹浦口ノ宮には本殿が二つあり月山神社としてあります。
そしてこちらも鳥海山の神様と月山の神様の本殿が二社あります。こちらが本殿です。そして先程の拝殿から右側には境内社があります。
城輪神社(きのわ神社)です。御祭神は分かりません…。
城輪神社手前にも境内社が三社あります。
奥から愛宕神社、若宮八幡神社、熊野神社です。愛宕神社は本家が京都の愛宕山にある愛宕神社です。
八幡神社は本家が大分県の宇佐神宮か、京都の石清水八幡宮です。
熊野神社は本家が和歌山県の熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社です。
そして拝殿から左側にも境内社があり池もあります。その池が冒頭で書いた随神の片目に関係してるのではという事です。まず湧水があります。この湧水の裏に池があります。
湧水から左手に厳島神社があります。厳島神社は広島県に本家がある海に大きな赤い鳥居がある有名な神社です。
さてその境内社の厳島神社を囲むように池があります。この池には伝説があり鎌倉権五郎景政という武将が後三年の役で左目を射抜かれ矢を抜いて目を洗った所傷が癒えたとあります。しかし池の魚は片目になったという話です。鎌倉権五郎景政の同じような伝説は各地であります。そして景政は福島県郡山市の豊景神社等で神様としても祀られています。
稲荷神社と日枝神社があります。
では御朱印の紹介です。女性の神職さんに書いて頂きました。素敵な御朱印ですね。こちらの神社にはオリジナルの大判御朱印帳もありました。
閲覧して頂きありがとうございました。皆様に良いご縁がありますように🙏✨