山形県 寒河江市にあります。

本尊は、弥勒菩薩(みろくぼさつ)です。慈恩宗のお寺です。

少し高台にあり山形市から鶴岡市を結ぶ国道112号線からも見えます。以前紹介した寒河江八幡宮からも近いです。

こちらのお寺は何回か訪れています。沢山の仏様や霊場の一つにもなっています。今回は地元のテレビでこちらのお寺を紹介しており急遽お参りにきました。こちらが行われてます。釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩が公開されています。お釈迦様もいろんなお寺でお参りさせて頂いてますし文殊菩薩もいずれ紹介しますが、主に喜多方の新宮熊野神社でお参りしています。そして普賢菩薩は巳年の守り本尊であり自分の守り本尊でもあります。

そんなご縁もあるのでお参りにきました。ホームページはありますが、しばらく見てないですしテレビも偶然見てなければお参りに来なかったと思います。ありがたいですね🙏✨

さて…お寺の紹介に映ります。大きなお寺で観光地化してるので駐車場も十分にあります。まずこちらをくぐります。仁王様がいらっしゃいます。くぐるとすぐに本堂が見えます。2023年10月現在本堂は工事中でした。しかしお参りはいつも通り中で拝観できます。何回かお参りしてますが、工事前の写真撮ってないので看板にあった工事前の写真をご覧下さい。こんな感じです。では慈恩寺の由緒を簡単に紹介します。約1300年前に天皇の勅命でインドの僧侶が創建しています。こちらは檀家のお寺ではなく天皇の為の祈祷するお寺だったようです。現在も檀家はいないお寺のようです。慈恩寺周辺(というか境内と呼ぶべきかな?)にもお寺があります。慈恩寺の管理や昔は出家した僧侶や修験者や役人等様々は方々がいました。そして宗派もいろいろ混ざっていました。その後昭和47年(1972年)に慈恩宗大本山慈恩寺として独立しました。わりと最近ですね!今も沢山の参拝者が訪れますが、タイムスリップして繁栄していた頃の慈恩寺も訪れてみたいものです。

本尊の弥勒菩薩は秘仏になります。しかし前立としての弥勒菩薩はおられます。前立の弥勒菩薩も貫禄ある仏様の雰囲気です。前立弥勒菩薩の隣には、多聞天(毘沙門天)。持国天。聖観音。阿弥陀如来がおられます。秘仏の弥勒菩薩ですが…お寺の方と他の参拝者の話し声が聞こえてきて、来年か再来年公開になるのではないか…と聞こえました。もし気になる方は確認してみてください。

目的の釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩も本堂内におられます。

では境内の紹介です。


不動堂です。本堂右側にあります。本尊は、不動明王です。

小さなお堂ですが、東北三十六不動尊第一番札所になっています。東北六県に各六ヶ所ずつ札所があります。他の札所が一つのお寺として大きいだけに…境内とはいえ小さすぎな印象です。大きいから偉い訳ではないですが、一番札所なら尚更気になってしまいます。写真の両脇は眷属で左側が、制多迦童子(せいたかどうじ)です。右側が、こんがら童子です。不動明王の童子も沢山おられますが、主にこのお二人が両隣におられます。不動明王にお参りした際は気にしてみてください。先にこちらの不動明王の御朱印を紹介します。

こちらは専用御朱印帳に朱印を頂いたものです。書き置きもありますし直書きも頂けます。

こちらが東北三十六不動尊霊場の専用御朱印帳になります。こちらが先程のように朱印のみを頂く形になります。直書きも頂きたい方は別の御朱印帳も持参してください。

では他の境内の紹介です。薬師堂です。本堂及び不動堂の右側にあります。主な拝観は本堂とこちらになります。薬師如来と両隣に月光菩薩。日光菩薩がおられます。奥には薬師如来の守護神である十二神将がおられます。ホームページに少し写真あるので気になる方は確認してください。阿弥陀堂です。薬師堂右側にあります。普段は閉まっていて直接お参りは出来ませんが、2022年に御開帳がありお参りしました。イメージで言うと見た目雰囲気が阿弥陀如来ではない怖い厳しめな感じでした。

続いて本堂左側には…分かりずらいですが、天台宗に関係している方のお堂と釈迦堂があります。更に奥には三重塔があります。大日如来がおられます。こちらも普段は直接大日如来拝めませんが、2022年に御開帳してました。今回は釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩をお参りした際に見た目同じな大日如来が隣に折られたのでもしかしたらこちらの三重塔の大日如来かもしれません。笠間市の方から来られてる大日如来みたいです。笠間市というと笠間稲荷神社が有名です。いずれ小山寺(冨谷観音)も訪れてみてお話聞けたらいいなと思います。

では御朱印の紹介です。本尊の弥勒菩薩と薬師堂の薬師如来の御朱印です。阿弥陀堂の阿弥陀如来の御朱印です。三重塔の大日如来の御朱印です。全て書き置きですが、直書きでも頂けます。

閲覧して頂きありがとうございました。皆様に良いご縁がありますように🙏✨