福島県と山形県境にある山々です。2000m級の山が連なっています。最高峰は、西吾妻山で標高は2035mです。今回は西吾妻山の手前で天狗岩と呼ばれる標高2005mまで登山しました。そしてその天狗岩に鎮座する吾妻神社に参拝しました。登山日は、2023年9月25日です。

紹介の前に吾妻山というと福島県にある吾妻小富士をイメージする方もいらっしゃると思います。磐梯吾妻スカイラインという道路があり吾妻小富士の近くまで行けるようになってます。またそこから周辺の山にも登れます。吾妻連峰には吾妻山とつく山がいくつかあり最高峰の西吾妻山や東吾妻山等あります。そちらはいずれ紹介したいと思います。

前置きはこの変にして… 今回は山形県米沢市の白布温泉からロープウェイを使って登山しました。ロープウェイやリフト周辺の写真を撮り忘れてしまったので登山道のコース写真からでご了承下さい。

出発は、天元台ロープウェイからで標高920m。ロープウェイ山頂の天元台高原駅は標高1350m。そこからリフトを3つ乗り継いで北望台という所まで行きます。名前の通り北側の展望が見えます。標高は1820mと福島県を代表する山の磐梯山とほぼ同じ標高です。ここからでも眼下に米沢盆地が望めて遠くには鳥海山、月山+湯殿山、朝日連峰、蔵王連峰が望めます。リフト山頂の北望台です。分かりにくいとは思いますが…眼下に米沢盆地が見えるので標高高い所なのは何となく分かって頂けるかと思います。リフトからは紫色の花でリンドウがいくつか咲いてました。北望台からいざ登山開始です。写真は撮ってませんが、すぐに分岐があります。左側は人形石という所に向かいます。右側が西吾妻山や今回の目的の天狗岩に向かうルートです。ゴツゴツした岩を約25分登るとかもしか展望台という開けた所にきます。こちらも北側の眺めが良いです。そしてすぐに見えてくるのが…湿原のような開けた所に出ます。真ん中辺りに見える木道を歩いて行きます。ちなみに奥が梵天岩と呼ばれる辺りです。歩いてと気にはしませんでしたが、ここから見ると若干遠く感じます…。湿原の木道を歩いて後ろを振り返ると…一切経山辺りが見えます。そこから見える魔女の瞳と呼ばれる池が有名です。いつか紹介したいなと思っております。左側が先程登ってきた辺りです。左奥に見えるのは蔵王連峰です。ここからがいかにも登山らしく険しくなります。大きな岩が多く急なので登り降り大変でした。何とか登りきると…梵天岩(ぼんてんいわ)という標高2005mに到着します。ここも絶景の一つですが、ここから目的地の天狗岩+吾妻神社までは目の前なので割愛します。梵天岩からほんのちょっと歩くと…今回の目的地です。天狗岩に到着しました。風も強く若干疲れて全体写真撮ってませんでした……。

天狗岩の標高も2005mです。天狗岩に鎮座しているのが吾妻神社です。吾妻山の神様を祀っているんだろうとは思いますが、御祭神は不明です。

目的地なのでそこそこ長くいました。天狗岩から見える風景を紹介します。正面が朝日連峰。少し右側が月山+湯殿山。月山右側から顔を出すように見えるのが鳥海山です。米沢盆地です。写真には映ってませんが蔵王連峰や山形市辺りも見えます。神社左側からは吾妻小屋に下っていく登山道があります。奥に見えるのが西大巓(にしだいてん)です。あちらも登山道があります。左側には最高峰の西吾妻山があります。ここからも時間はかからず登れるそうですが…展望がないようです。なので天元台から登山する方で展望を気にする方や体力が心配な方はここの天狗岩までで十分だと思います。時間にも余裕が持てます。西吾妻山と左奥は安達太良山です。安達太良山も途中までロープウェイがあるので登りやすいです。今年は少し紅葉の進み遅いのかな? でも少し色づき始めてますね。あと一週間から10日もしたら良い色になってそう。登山者も増えそうだし良い時に登れたと思う。

ちなみにロープウェイは8時20分始発なのですが天狗岩到着が10時20分だったのでほぼ2時間で到着しました。西吾妻山までは天狗岩から約20分です。

帰りに人形石という標高1964mの場所も寄ってから下山しました。帰りは人形石に寄り道したので2時間です。往復約4時間です。

下山後は白布温泉に日帰り入浴しました。当初日帰り入浴予定はなかったのですが、汗をかなりかいて疲れたので急遽入浴しました。

中屋別館不動閣です。700円で入浴出来ます。パンフレットがあったのでそこからイメージお願いします。 無色透明ですが、湯の華が浮いてました!古い建物でしたが、またこちらに来た時は入浴しようと思います。

天元台から西吾妻山や周辺の登山は、初心者向けの山ではないですね。初級〜中級未満くらいの山かな?絶対登れない事はないですが…最低限のきちんとした装備はしないと登れないと思います。

何故ならとにかく岩がゴツゴツしており足場が困る場所がいくつかとそれに伴って登り降りがきついです。それに滑りますのである程度慣れてないと怪我します。ハイキング気分なら登らない方が良いと思いました。

今回は吾妻山の神様にお参りしてみたいという目的での登山の紹介でした。今後登山の紹介もしていきます。

閲覧して頂きありがとうございました。皆様に良いご縁がありますように🙏✨