執着と拘りの違い | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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養成もしています。

今日もリクエストから。

執着と拘りの違い、です。


私ががんばらなくても、

結構検索すればわりと出てきますね。



いくつかのサイトを見て

拘りについて

自閉症、発達障害の拘りには

触れているものが

あまりないなぁ、と思いました。


拘りは、いくつかの方法や型など

選択肢がある中で

ひとつの方法なり型なりを

妥協せず取っていくのですが

執着の場合は

そのものしか目に入らず

気持ちがくっついてしまっているようですよね。


例えば

元カノに執着する

とは言いますが

元カノに拘る

とはあまり言いません。


元カノに拘ると使う時には

他に選択肢があるけれど

元カノが良いと言い張る感じですが


元カノに執着すると使う時には

気持ちが元カノにくっついて離れない感じですね。


いくつかの例文を考えてみると

違いを感じやすいかもしれません。


すき焼きは豚肉じゃなくて牛肉が良いと拘る

すき焼きは豚肉じゃなくて牛肉が良いと執着する


言葉づかいに拘る

言葉づかいに執着する


後者は使いません。


別れた妻にいつまでも拘る

別れた妻にいつまでも執着する


長年住んだ家から離れたくないと拘る

長年住んだ家から離れたくないと執着する


こちらは前者を使いません。


執着は、すでに離れたもの、

手放さなければならないものを

諦めきれない時に使います。


拘りはそうではないですね。


言葉の意味を深掘りするのは楽しいことです。

楽しいだけじゃなくて

違いを意識することで

認識上の癒着を切り離すのにも役立ちます。


言葉にはこだわっていきましょう(笑)


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