親のせいで | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

カウンセリングをしておりますと

人間関係の悩みを掘り下げていくと

大抵は親が登場します。


幼い頃に親に言われた言葉

親にされたことに影響を受けて

現在も苦しむことになるのです。


最近は「毒親」「親ガチャ」など

親のせいなんだと自覚する人が増えました。


しかし私は

ここで警鐘を鳴らします。


親に傷つけられたのは事実です。

しかし

今うまくいかないのを

親のせいにするのはやめましょう。


親のせいにして良いのは

成人するまでです。


もちろんPTSDでまともに生活できないとか

体を傷つけられて不自由になったなら

親のせいです。


例えば

親の虐待で精神疾患になって

今もまともな仕事に就けず

そして家で苦しみ続けているとしましょう。


精神疾患になってしまったのは

親のせいです。


しかし、親から離れず

家に居続ける選択をしているのは

親でなく本人なのです。


例えば、親に無理やり大学を決められて

行きたい大学に行けなかったとしましょう。


やさぐれて就職もやる気が出ず

不本意な会社で毎日不満を抱えます。


この場合

行きたい大学に行けなかったのは

親のせいです。


しかし、いい加減な就職活動で

不本意な会社に入社したのは本人です。


今日はすごく厳しいですね。

でも、自立して家から出るのも

やる気が出ないものを出すのも

非常に難しいことを知っています。


だからカウンセリングがあるのです。


それでも自分の人生を

自分の足で歩むために

足枷をどうやって外すか

それがRCメソッドの

境界線回復カウンセリングです。


でも

「親のせいで私はこんなに不幸だ」

と思う方がラクなんですよ。


実はこの「親のせいで」と思うのは

ひとつの依存です。

親のせいでと思っておけば

しないで済むことがあるからです。


それは

自分で決めて自分の責任で行動すること。


ここから逃げているうちは

「親のせいで」は切り離せません。

つまりトラウマも外せません。


カウンセリングは

「親のせいで」をやめるために受けてください。

依存という境界線侵害を

やめるためにカウンセリングしますから。


「親のせいで」を認めてもらいたいとか

親に変わってほしい理由で受けると

期待外れになるでしょう。


時に痛みを伴います。

怖いと思いながら不安の中で

一歩を踏み出す必要があることでしょう。


でも、そこを通らないと

ほしいものは手に入りません。


私はそのお手伝いをします。

親への不満や過去の苦しみを

やわらげるためにいるのではありません。

断ち切るためにいるのです。


そこのところ

誤解しないでくださいね。


カウンセリングご予約はこちら

https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/calendar_week/27940?course_id=64450