損得勘定は良いことです! | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

なんとなく思っていたけれど
先日Twitterで見かけてそうだよね
と確認したことがあります。

自己肯定感と正義感は反比例する

自己肯定感が低いほど
正義感が高く(?)なります。

自己肯定感が高くなるほど
正義に関心がなくなります。

その代わり、損得勘定をするようになります。
損得勘定をきちんとできる人は
そんなに失礼を働かないのですよ。

例えば、大金を任されたとしましょう。

自己肯定感が低い人は
「大金をきちんと管理しなければならない」
と考えます。
しかし、お金がほしくなってくると
「このお金はそもそも誰のものだ?」
「オーナーのお金かもしれないが
オレたちが働いて稼いだ金じゃないか」
「不公平だ!」
はい正義が出てきましたね。
そして横領、持ち逃げする
大義名分ができあがります。

自己肯定感が高い人は
「こんな大金自分の手に入ったらいいな」
「持ち逃げしても、見つからないか
ビクビクしながら過ごすとしたら
幸せじゃなさそうだ」
「むしろきちんと管理して自分の評価や
報酬と地位を上げていこう。
そしてゆくゆくは自分もオーナーになろう」
と損得勘定します。
一時的に入る大金と信頼でつなぐ未来の大金
逃げ回るリスクと自分の欲を抑える労力
を天秤にかけるわけです。
正義なんて少しもないけれど
結局良いことしかないですよね。

自分のために最も良いことは
悪いことをしないことです。
悪いことをしないということは
被害者がいないということです。

私の経験ですけど
正義感で動く人は失礼を働きますね。

私も若くて正義感で動いていた頃は
自己肯定感もなかったし
失礼ぶっこきまくりました。
20〜30年前の皆さんすみません。

私は「若気の至り」という言葉の恩恵を
最も受けている部類の人間です。

でも
いくら損得勘定が良いと分かっても
自己肯定感がなければ
明るい未来を想像できないので
目の前の欲求を満たす大義名分探しを
やめられないのです。

女性は正義感で動く人が多いと感じます。
自己肯定感が低いんでしょうね。

ついでに正義感で動く人は
ビジネスでうまくいきません。

ビジネスでは、正確な損得勘定で動かないと
Win-Winになりません。
正義は負かす相手を必要とします。
すると、常に誰かが損をします。
損をすれば人は離れます。
損をしても離れない状態は依存です。
未来は共倒れ。
正義はビジネスに向かない概念です。

なんとなく
女性で起業したいという人が考える
ビジネスモデルが
ビジネスモデルになっていない
お金が回るようになっていない
と感じることが多いのは
こういうところに原因がある気がします。

まあ
「やりたいことはないけれど社長になりたい」
とか言うバカ男子よりは
かわいげがあると思いますけれどね。

(ちょっと頭の中をのぞいてみたい
好奇心はありますバカ男子。
どういう構造になってるんでしょう)

そういうわけで、
どこまでも自分中心で考えることを
お勧めします。

自己中心に振る舞って嫌われるのは
ジコチュー不足です。
好かれるように振る舞うのが
無駄な争いを生まず
自分も疲弊しなくて幸せな方法です。

好かれるように振る舞うとは
自分も相手も尊重するラインを守る
ということです。

はい境界線。

結局
で学ぶことは全てひとつながりで
どれかを取り出して学んでも
片手落ちになってしまうのですよ。

全体が大事ね。

個別具体で修正するのはカウンセリングで。