子どもの虐待について勉強してきました | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

認定NPO法人
チャイルドファーストジャパン
のRIFCR研修を受けてきました。
8時間がんばって↓受講証明書


私の個人的なポリシーとして
法は犯さない
公的機関と協力できるような
信頼を得られるカウンセラー養成機関
を目指す
の二点を大事にしています。

その点からも
今回の学びは子どもを取り巻く
法律についても学べて有意義でした。

子どものカウンセリングは
RCメソッドでは実は想定していません。
なぜかと言うと
境界線がまだ親とつながっていて
自分に決定権がない部分を
扱えないからです。

それでも存在の価値は
親にも不可侵であることを
お伝えしたりはできるんですけどね。
つまり大人より難しいのです。

私自身子育ての経験もあり
子どもに境界線が形作られる過程で
気をつけるべきことなどは
分かっています。
しかし
めちゃめちゃにされてなお
自分に決定権がない子どもを
どう扱うかについては
答えを持っていませんでした。

今回の学びでヒントを得たので
もっと勉強して
子どものカウンセリングについても
まとめて今後の養成講座に
加えることにしました。

このテーマは
カウンセリングの個人的スキルより
いかに親が握るその子の決定権を
社会に回しその子の為になる大人に
委譲させるかという話になります。

ということは
児童相談所、市町村、医療機関、警察
司法機関が子どもの虐待に
どう対応しどう動くのか
管轄や法的な責任の範囲を
よく知る必要があるということです。

その一端を担う
カウンセリング機関として
RCMが在ることができるでしょうか。
お金の面や資格など
乗り越えるべきことは多いですね。

もちろん
虐待を誰にも言えず
大人になってしまった方々の
お力になっているのが現在ですし
この姿勢を貫くのもひとつ。

それでも時効を知り
立件できる諸条件などを知ることで
時間が経っても泣き寝入り
しなくて良い可能性を
知っているのといないのでは
できることが大きく違います。
まだかじったところだから
私ももっと勉強します。

ばむばる。

RIFCR研修は来年10月5、6日に
また函館で開催されるそうです。
ぜひたくさんの方に
受講していただきたい!

虐待についての活動や勉強会は
函館で熱心に行われている
ことが知れてよかったです。
私も参加していこうと思います。