普通これくらいできるでしょう!とイラッとするときはチャンス | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

弟が、職場の人がタイムマネジメントをできないことについて不満を言っていました。

普通、締め切りがあったら、逆算して1週間前にはこれくらい出来上がっていて、とか、考えるでしょう!
とね。

まぁ話しはこんなに単純ではないので、わかりやすいところだけ切り取って例として使っています。
弟はいい奴です。

私はタイムマネジメントができないので、弟はすごい才能があるなぁと感心しました。

私はタイムマネジメントができないので、中学生の頃から定期テストは一夜漬けしかできませんでした。
問題を小分けにして徐々に解決することと、小分けにして締め切りの日時までに計画的に終わらせることは、別のことです。
私は前者はできますが後者はできません。

弟は、私にないすばらしい能力を持っているのです。

あなたが誰かに対して、どうしてこれくらいのことができないんだろう、とイライラするときは、ご自分の才能を見つけ出すチャンスです。

相手にはできなくて、自分には当たり前にできる、これは才能・能力です。

私は数年前、毎日夫になじられていました。それだけ夫は才能にあふれた人なのです。
私はつらかったけど。
今は諦めてくれたので、むしろあふれる能力で私を助けてくれています。

できるようになれ、というプレッシャーは、境界線侵害。

私は、とても嫌な思いをしてきたから、他人のできないことを責めないことにしています。私が当たり前にできることについて他人を責め出したら、ひどいことになりますしね。

私ができるのは、その能力があるから。
万人が等しく持っている能力などありません。
障害者は、当たり前でないことを身をもって知らせるために重要な役割を果たしています。私も含めてね。
多数の人が当たり前にできるからといって、全員に当たり前を要求するべきでないのです。

当たり前にできることは、すばらしい能力があるということ。

もしできない誰かにイラッとしたら
「これが当たり前にできる私は、このことでこの人を助けることができる」
そんな風に思ってみてください。

助けたくなかったら、
関わらないことです。

自分に能力がある、と思うことが高慢だと思うなら、どちらが良いか考えてみてください。
他人を裁いて、できない人だと怒りをぶつける人と
私はそれできるから、助けてあげるよ、と言える人。

どうしても自分の能力を素直に認められないとしたら、そこに傷があるかもね。




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