モテた方が良いですか? | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

前回、モテるって何ですか
で、モテるを定義しようとして
できませんでした。

なんとなく考えていましたが、
モテたいと思う人も
モテるとはどういうことか、
よくわかっていないのではないでしょうか。

もっと言えば、
モテたいと願っているけれど
本当の願いは、もっと違うのではないでしょうか。

今までこのブログで何度か取り上げてきた
「他人との比較によって
自分の価値を測ろうとする」
ひとつの方法に「モテ」があると思います。

他人からどう見えるかが大事なんですね。

本質的なところで
本当に愛されているかどうかより
ちやほやされている状態によって
自己肯定感を持とうとするというのが
「モテ」の本性だと思います。

私は、時々
他人から見るとちやほやされてるように
見えるだろうけれど
相手の自尊心のために利用されてるな
と感じてイヤだな、と思うことがあります。

本当に愛されているかというのは、
尊重されるかどうかに表れると思います。

自分のためにか
相手のためにか
それは、小さなことに表れます。

相手のために誠実に接する姿に
モテなんて単語を使いたくありません。
その姿を自分の勲章にするなんて
何様でしょう。

他人からそんなに想われなくたって
私は尊いのですから、
そしてひとりひとり尊いのですから、
好意を持たれようと
躍起になる必要はないではありませんか。

私を好きになろうと嫌おうと
相手の自由です。

ここに立つと、
モテという単語がどうでも良い
ものになります。

これが自由だと思うんですよね。

皮肉にも、
結果的にその方が愛されるんですよ。
手放すと入ってくる、不思議な仕組みです。

さて、ではこれを機会に
男と女、いってみましょうか。