前場の日経平均は大幅続伸。新年需給の買い傾斜、ドル円の騰勢に加えて、前日の大幅高による売り方の買戻しやチョウチン筋の飛び乗り買い増幅など複合要因にて寄り付き直後に節目の35,000円を突破。買い一巡後、10:20現在も35,000円付近で堅調に推移中。東証主力株はほぼ全面高。

 

中小型株は 6289 技研製作所、7085 カーブス、9565 ウェルブレイド、7097 さくらさくプラス、1514 住石HD、3896 阿波製紙、4766 ピーエイ、3985 テモナなどに短期資金が流入。

 

□ 午後の展望 : 「良識的な調整」優位 ± 先物需給

 

連騰による過熱感、節目の35,000円超えによる達成感、今晩の米消費者物価に起因する下押しリスクなどを重石とする利確優位の推移が本線。想定レンジは34,750-35,100円。先物主導のブレ(34,500円水準までの急落、二段高による35,200円超え)もケア。
 

■ 午後の戦略 : 続・積極度を一段下げた強気策

火曜引け後のコメントで触れたように、昨年6月以降の上値抵抗帯であった34,000円超えを起点とする35,000円水準までの上振れは想定内。ただし、数日での達成には違和感も強く、良識的な押しであってもインパクトのある下落となりうる環境だけに、「積極度を一段下げた強気策」イメージを継続したいところ。

☆ 本日からの新銘柄 : ターゲットプライスでのエントリー後、前場だけで5%超上昇。細かい利確をこなしながらも好スタートに胡坐をかかず、明日以降の押し目買い増し狙いへ。

★ 1570 日経レバ 

12/21 + 1/4 ≒ 20,520円 → 1/11 23,180円 +2660 12.9%上昇

同一期間に株価12%高を果たした銘柄は少なくありませんが、“好地合い対応としての一点勝負”で臨んだことで、投下資金の額、売り買いのしやすさなどやリスク面を踏まえれば、資産運用としては最善手の一つだったかと思います。

仕上げを進めながら、次のステップへ!

【ウォッチ銘柄】

● 7180 九州FG
24年のメガテーマが詰まった銘柄です。短期的には回転を交えつつ、中長期押し目狙いを継続。さくらインターネット(3778)も同様。

△ 1963 日揮
勘助氏注力中。原油市況停滞下で下値切り上げトレンドを継続中。大口マネー動向の情報と読み。

では 午後もよろしくお願いします。