前場の日経平均は急反落。NY株がテクニカルの過熱感を背景に急落した煽りを受けて寄りから節目の33,500円を割り込むと、33,100円台半ばまで軟化。東証主力株は 値がさハイテク株を中心に概ね軟調。

中小型株も覇気はなく、3923 アカツキ、9215 CASY、7063 バードマン、1447 ItBook、5845 全保連などが局所的に上昇。

□ 午後の展望 : 売り優勢も底堅く

日銀会合後の利確バイアスの高まりがネックとなる軟調地合いが本線。33,100円付近では押し目買いが下支えとなる底堅い推移が予想されますが、(今週の上値メドとお伝えしていた33,500円を上振れた経緯から)先物での仕掛け売りによる33,000円割れもリスクシナリオとして念頭に。

■ 午後の戦略 : 良識的な調整過程は仕込み好機!

調整トレンド入りに備えた手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の縮小による一定の余力確保を優先しつつ、目先のマイルドな地合い悪化を仕込み好機とする大局強気スタンスを継続。

【ウォッチ銘柄】

△ 1552 VIX
勘助氏注力中。日経ベア2倍(1360)のような日経平均のトレンド性ではなく、市場ムードの変化率が重要となりますので、お持ちの方は本日のような上振れ局面はある程度利確を進めるのがおススメ。
 

△ 2036 NN金ダブルブル

米長期金利、NY株など主要マーケットに変化の兆しが見受けられるだけに、スイング狙いで再注目。