【石の音】
八尾を深める稽古が続く。



あるとき、大森ヒデノリ氏がおもむろにかばんから石を取り出して、僕に手渡す。

それは二上山から採ってきたというサヌカイト。



とても澄んだ美しい音がすることで有名で、楽器の材料として使われている。

二上山は雄岳・雌岳の2連からなる、美しい山。

10歳のときに登ったきりですが、その形が好きで、いつも遠くから眺めていました。

 


もう片方の手には同じく小さい頃、生まれ故郷の京都府八幡市を流れる木津川、上津屋橋のふもとで拾った六角形の石。

 

 

僕に楽器を造る力はないけれど、鳴らすことなら。
 

二つの音を重ねながら、道鏡の一部になるべく舞います。

 


 

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2月24日(土) 『夢幻の舞 望郷のうた』 in八尾

[場所]  八尾市文化会館プリズムホール 小ホール

 

[時間] 13:30開場 / 14:00開演 (15:15終了予定)

 

[料金] 一般 2500円 (当日300円増)   ※全席指定です。一般発売は12/2(土)~開始。

          障害のある方とその介添えの方(1名様まで) 1000円

     18歳以下 500円

 

[出演] 北村成美・・・ダンス

     森田かずよ・・・ダンス

     大森ヒデノリ・・・フィドル・ニッケルハルパ

     榊原明子・・・ピアノ

     上沼健二…バウロン・パーカッション・ダンス

 

[演出・振付]

     北村成美

 

[アライブペインティング]

     中山晃子

 

[音楽]  大森ヒデノリ

 

[舞台監督/照明/音響]

      佐野泰広・三浦あさ子・勝藤珠子

 

八尾に生き続ける道鏡の魂、ループする生命を描く。

アライブペインティング×ダンス×音楽が響きあう壮大な八尾の歴史スペクタクルをどうぞお見逃しなく!