36歳になって、猫の幸太郎は18歳になって、

 

ああ、18歳の時に幸太郎が上がり込んできてから人生半分経ったんだなって思って、

 

いろいろと振り返った、そんな獨音会。

 

 

30歳の誕生日に初めて獨音会をやってから、それから30代は本当に波乱だった。

 

日本・アイルランド、多くの音楽家とつながって、どんどん前に進んでいくのを感じながらも、

 

愛する人ができたり、愛憎怨嗟の渦に飲み込まれたり、

 

いろんなことが糧となってそれも音楽になって、人生になって、毎日を生きていた。

 

 

 

そんなすべてのつながりが、世界が、社会の理不尽で一度に断たれて、

 

前を向いて生きていくために、一人でできること、一人でやりたいことに向き合って、獨音をrestartして、

 

思い出と歴史のつまった土塔庵で、支えてくれる人がいるおかげで今もこうして生きている。

 

 

なんの脈絡もないけれど、これが今思っていることで、伝えたいことで、

 

本当にありがとうと、この場を借りて伝えたい。

 

 

Set List

1.太鼓祭

2.フォレストガーデン

3.僥倖

4.梅雨

5.タナバタ

6.七日千秋

7.ただいまネオンライト

8.サイレン

9.道

10.流星群

11.志津の涙雨

12.Cicada 〜セミ〜

13.Bodhran Solo アルラ

14.The late summer heat~丑男と丑蛙の縄張り争い~