神野翼の芸術つばらつばら。 -47ページ目

地獄そうめん

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本日は地獄そうめんデー。

A‐yan!!関西をアートで盛り上げる代表田中やんぶさんが考案したお祭り、地獄そうめんの日。ジャッジメントデイ。

今回の地獄の黙示録を体験するのは
のんち 先生
いし伝
浦方 編酋長
神野翼
そして田中やんぶ


何が地獄なのかと申し上げると、それは田中やんぶ謹製のめんつゆ。
今回の地獄めんつゆは三種類。


右から
地獄ミルクあずきつゆ
地獄激辛つゆ
地獄やんぶつゆ


…結論から申し上げると

うまい

地獄うまい。


やんぶさん、若かりし頃の事、そうめんを食べ飽きたおりに『つゆ』の研究をしたとのこと。

そして今回振る舞われたつゆ達は、やんぶさんの厳選どもだったそうな。

美味しかった。ごちそうさまでした。


なお、本日のつゆは
地獄に堕ちた勇者共と命名。

みんな半分こキャンペーン




『自他共楽』という言葉がある。

「半ばは自分の幸せを、半ばは他人の幸せを。」
という意味だ。

これは少林寺拳法の開祖 宗道臣さんの言葉。


なんでも半分こで考える。そうすることによって自分以外の人にも
思いやりを持って接することが出来る。 かもしんない。

自分の幸せ、他人の幸せ、半分づつで考えると自分に対する甘えも
なくなるだろうし、何が人のためになるか解ってくるだろう。

無暗に人を傷つける事もなくなるだろう。
そしたらもうちょっと世の中も明るくなるかもしんない。

アートもそうだ。
アートは伝達する表現だ。自分と他人、人と人、つなげて輪になる
輪になってコロコロ転がって、いろんな人を巻き込んでもっと大きな輪になる

アートはそうやってつながるもの。
そうしたときに大切なのは自他共楽の心なんだと思う。



人に歴史あり




その人がそうなったのは、それだけの理由があるわけで。鳥だから空を飛ぶ訳ではなく、空を飛ぶために鳥になったのだというか何というか…

鳥が鳥足り得る為に費やした時間が空を飛ぶ鳥の歴史であるように、神野翼が芸術家になったと言う事にもそれなりの歴史がある、とかなんとか。


A‐yan!!に集うアーティストの皆もそう、歴史がある。
皆、何食わぬ顔で自分の芸術や技術を披露しているから、それを受け取る人達もそのアーティスト達の歴史を知らない。

まだ完成されない芸術であるけれど、今皆の前に出せるものは、今まで自らが費やした時間、すなわち歴史なのです。

A‐yan!!の女優 小池 衣理穂さんは、あたかも呼吸するかのように自然に演技をする人ですから。等身大の女性からエキセントリックな女王様までサラっと演じてしまう。
それは天性持った才能だけで演じている訳ではない。

人を研究し、演技を学び培ってきたもの、一動一静すべて彼女の費やした膨大な時間、すなわち歴史で演じているのです。

そんな事をおくびにも出さない小池さんは、さすがプロだなと思う訳です。
それにそこが小池さんのまあ何と言うか素敵なトコでもあるので、ここでワタクシがとやかく書きつづるのは野暮ったいのです。

一言多いけれども、肝心要な一言が抜ける神野翼のお目汚しでした。