先日の投稿は、この先に投稿予定の内容の余談というか補足なのですが、書きながら、もうひとつ別方向で書きたい事があったので余談の余談として書きますね。


またチケットの話です!


前回の記事はコチラ⬇


推し活でチケットゲットに関する記事です⬇




推しバンドの武道館ライブ



先日の記事で好きなバンドの武道館ライブで「最悪」な席になった話をしました。


同記事の中で別のバンドに萌えを見出したということも書いたのですが今回は、そちらのバンドの座席に関する話です。


幸運体質とは何ぞや?の分かりやすい答えが詰まったエピソードなので推し活とか関係ないな…と思った貴方も是非お読みくださいね。



2日間開催の1日目が「最悪」の席




バンドは別なのですが推しバンドの武道館ライブが発表された時「武道館リベンジ」だと思ったのは言うまでもありません。


コチラのバンドは有料のファンクラブがあり、また「価格が高いけれど良席で見られる」チケットも発売されます。


私は迷わず2日間とも高い方のチケットを申し込みましたが1日目はハズレたので、ファンクラブ経由の一般席チケットを申し込みました。


「高い方」のチケットが取れた2日目は良席なのですが1日目の席番号をネットで調べると、どう考えても…どう考えても…ステージの裏なんですよね……


「うわ…私、武道館運なさすぎ…」


そんなことを思いました。

あとステージ裏なのでネットで調べる限りでは実際のステージまでの距離感がサッパリ分かりません。



そのライブは特別なライブ


しかし、そのライブはボーカリストさんが喉の病気、手術(その間、活動休止)からの復活ライブだったため、いっそ席なんて関係なく「復帰を見届けたい」「その場に居たい」といった御祝の気持ちのが強かったのです。


武道館に着いて色々なポジティブな気持ちが増す一方で「けどやっぱり折角だから正面から見たかったな」という思いも強まりました。


入口から座席に向う間も「ああ、本当に後ろだ…」と残念な気持ちになりかけたのですが…


いざ、席に着くと


「え?凄いな???」


と、飛び跳ねたくなるような嬉しい気持ちになったのです。


ステージが近い!近い!


正面からは見られない、メンバーのギターやベースが待機している場所が丸見え!


そこで色々なセッティングをしているスタッフ達の様子など見られるのもレアすぎる!


「うわーーーーーすげぇーーーー」


そんなふうに良い意味でちょっと放心しかけたところに右隣のふたりが席につきました。



永遠なる愚痴と悪口


そのふたりのうちのひとりの方が早速座席の文句を言い始めました。


座席の愚痴が終わったと思ったら今度は職場の愚痴です。「自分だけが頑張っている」という内容です。

同僚の悪口も勿論セット。


それが終わるとまた座席への愚痴。


ENDLESS愚痴不平不満悪口


逆に凄いな!?と思いつつ、ころにゃんへの対策の為「出来る限り私語は止めましょう」という内容がバンドやチケット会社などの諸注意などに記載され、会場でもアナウンスされていました。


先ず、そこを守ってほしいな…と私は右隣の方々を不快に感じましたが、

壊れた玩具みたいに延々とネガティブ発言をしているのが不快を通り越して漠然と不安な気持ちにさせられました。



神席


そうこうしているうちに今度は左隣のふたりが席に着きました。


「神席じゃん!」


隣の方が嬉しそうに言いました。


私と同じような嬉しさを感じているのと併せて、どうやらドラマーさんのファンらしく、確かに何よりも何処よりもドラムセットが見やすい席なのです。


そして、ライブの中で普段は無い企画があり、その関係で普段はいらっしゃらないミュージシャンの方がステージ裏にいらっしゃったのです。

どうやら隣の方達は、その方のファンでもあるらしく小声で「嬉しすぎる…」等のことを分かち合っていらっしゃいました。


最小限の会話、小さな声でも喜びのエネルギーは強くて私も勝手に参加している気分で嬉しくなりました。


しかも、


左隣の方が私を挟んでENDLESSネガティブトークの右隣の方に注意をしてくれました。


このバンドのファンの方は基本的に物凄くマナーが良いのですが時々はそうではない方のいらっしゃいます。

人間ですからね、まあ、居ますよね。


しかし、そんな場面で、優しく真っ当に言葉を選んで注意をしてくださる方が居ます。今のところ100%で見ています。

他人に注意を促すのってとても気を使うし難しいし勇気のいることですよね。語彙力も必要です。


素敵なことだなといつも思います。


私は「人間だもんな…」と心が貝になってしまうので、まだまだです…



ライブ中


右隣の方達はライブが始まっても曲の合間合間などに座席などへの愚痴を言っているようでしたが、


完全に架空の壁を作って無きことにして思い切りライブを楽しみました。


私の推しメンバーがステージに出る直前に祈る仕草をしたのが、もう、想いが伝わるようで…感動で泣きそうになってしまいました。


そんなのは正面からでは絶対に見られないのです。


他にも色々と「マジで神席…」と思うことが沢山ありました。



分かりやすい事例すぎる



ライブが終わって、ライブの余韻とは別の思考回路で考えたのは、両隣の方達の人間性が分かりやすく「幸運体質か、そうでないか」を表しているな…と思いました。


なんなら、そのことを私に学ばさせるために宇宙が仕組んだのでは?とさえ思いました。


右隣の方達は極端な話、最前列だったとしても「逆に見辛い」とか「推し側が良かった」とか「暑い」「寒い」言うんだろうな…と思うのです。


仕事の愚痴も聞こえてきましたが、愚痴りたいのは寧ろこの方と一緒に働いている皆さんだよな…と思わされるのです。実際はどうであれ。


左隣の方達は極端な話、最後席であっても「うわー、武道館って全体こんな感じなんだね」「こんなふうに音の反響あるんだね」と楽しめるポイントを見つけられる気がしました。そういった明るくポジティブな雰囲気がありました。




そのことを考えながら過去の武道館ライブで「最悪」と思った自分を思い返しました。


そのライブから何年目なのかは調べないと分からないのですが、ずいぶんと自分が「人生を自力で楽しめる思考回路」にシフトしていることに気が付きました。


自力で楽しむ者には他力(目に見えない何者か達)さんが「もっと!楽しめる!」御褒美チケットを発行してくれるのだな、とも思うのです。


それこそが幸運体質の仕組みなのではないでしょうか。




別の視点から


ステージの後方の席というのは

限りなくメンバーの視点に近いことにライブの途中で気が付きました。


「皆の笑顔が見えて嬉しい」というようなライブでありがちなトーク…それは本当なのだなと分かりました。


結構、ファンの表情って、しっかり見えるのだな…と。


こんな視界でライブをしているのだな…と感動しました。



別の視点に浸る


何かしらのステージに立つような夢をお持ちの方にとったらこの上ないイメージング素材だなとも思いました。


私には、そのような夢はないのですが折角ですし、そのような場面が人生で訪れても面白そうなので「ステージに自分が立っている」イメージに少しの間だけ浸ってみました。


大きな舞台に立つ予定や夢は無いものの、仕事で数十人規模の前で話をすることは以前(ころにゃ前)はあったりしたので、もし今後そのような機会があった時に「私は武道館の舞台に立ったのよ?この程度で緊張などせぬわ、ワッハッハ!」と緊張せずに済むかもしれません。




(最後に)けれども!


……けれど!けど!でも!だって!




まだまだ、私はまだまだ人間なので


いつでもどこでもどんなライブも

隣の方のマナーが良くて

推し側の前方席が良いです!!!!!





そっと貼っておく


(公式の、そのライブ映像です)