世界が仲良くする理由を小学生が教えてくれた | イデオロギーの『大志を抱け!』

世界が仲良くする理由を小学生が教えてくれた

最近、テレビや電気をつけたまま寝てしまう。

 

 

先日、夜中にテレビがやけに騒がしい。

 

ご近所の国が、夜中にミサイルを発射したんだと。

 

皆さんご存知の。

 

 

あれさ、

 

「発射されたようです。」

 

って言われて、どこにも落ちてない状況だと、

 

どうしていいか分からないね。笑

 

 

とりあえず、食べ物と飲み物抱えて、家に居ればいいのか?

 

 

たぶん、、、そうだよね。

 

外出たらダメっぽいもんね。。

 

 

テレビがうるさくて、イマイチの気分だったし、

 

内容もネガティブで嫌な気持になった。

 

 

なんとかならんのかね?と思ってたら、ふと、

 

前の日?のラジオを思い出した。

 

 

夏休みのラジオと言えば、、、モチロン、

 

 

 「夏休みこども科学電話相談」

 

 

 

 

その日、宇宙大好きボーイが

 

 「宇宙人はいますか?」

 

というような質問をした。

 

 

ふざけてない。

 

真面目に疑問だったんだ。

 

その子は、宇宙が好きで、自分でも勉強しているようだ。

 

 

で、その真剣な質問に対する先生の回答は、

 

「いる」、「いない」 だけではなかった。

 

 

先生 「いそうな星は分かってます!

 

    太陽と地球に似た環境を「ハビタブルゾーン」といいます。」

 

 

要するに、そこにはいるかもしれないよ!って話。

 

 

先  「でも、それだけじゃいるかいないか分からないね」

 

 

 

そして話は、「電波望遠鏡」へと移る。

 

 

※可視光を集めるのではなく、電波を集めるでっかい望遠鏡だ。

 

 

先 「せっかくなら、お話ししたいよね?

 

   だから、電波望遠鏡から電波を飛ばして、、」

 

子 「あっ!返ってくる??」

 

先 「そう!

 

   誰かいそうな星に電波を送るの!」

 

子 「それで返ってくるかも」

 

先 「そう!

   

   たとえば39光年は、

 

子 「39年」

 

先 「そう!行くのに39年!

 

   返ってくるのにも、39年かかるの」

 

そうだよね。

 

時間も大きさも、でっかい話!

 

すると少年は、何かを悟ったみたいで、

 

 

子 「あっ、返ってきた時、地球が無かったら意味ない!」

 

先 「そうだね。

 

   だから、地球の皆は、仲良くしなきゃいけないね!」

 

子 「うん。

 

   やっぱり、この宇宙のどこかには、生命がある気がする!」

 

 

そっか。

 

そっかそっか。

 

うんうん。

 

なんか、心がスッとして、しばらく感想が出てこなかった。

 

 

 

宇宙に最初に送ったメッセージは、

 

1679ビットの アレシボ・メッセージ だ。

 

太陽があって、地球がここにありますよ!ってヤツ。

 

アレシボ・メッセージと言う言葉を知らなくても、、

 

宇宙にメッセージを飛ばしている事を、

 

きっと皆、うっすら知っているでしょ?

 

 

ちなみに、最初のメッセージは、

 

目標のM13の星まで、まだ片道も行ってないどころか、

 

スタート直後です。

 

25,000光年だからね。笑

 

 

 

ミサイルが発射したニュースに目が覚めて、

 

それから、ラジオの内容を思い出して、

 

ぼんやり考えた。

 

 

 

地球が回った?宇宙が回った?とか、言ってた頃から、

 

現在に至るまで、脈々と続く人類の叡智を、希望を、好奇心を、

 

空への憧れを、我々が壊していい訳がない。

 

 

人類が、夢と野望と希望となんやかんや乗っけて、

 

宇宙に飛ばしたメッセ―ジだからさ、

 

ちゃんと人類みんなで受け止めなきゃ。

 

ちゃんと仲良くして待ってなきゃ。

 

 

核や大量破壊兵器で、

 

地球を壊しちゃダメだよ。

 

 

そして何より、

 

 

 「どこかに生命がいるかもしれない」

 

 

そうやって、ワクワク、キラキラしている子供の夢を、

 

大人が壊しちゃダメだよな。