大型のカブトムシのペアリングは、ずいぶんと久しぶりになります。
メスは昨年の12月羽化だが、低温管理で休眠させていました。
実はペアリングの準備のため、4月に常温に戻して活動を待ちましたが、一向に目覚める気配が無かった。
そこで管理マットを水浸しにして、強制的に活動を促しました。
その対策が功を奏して、5月下旬には毎日ゼリーを食べ尽くすようになり本日ペアリングへ。
相手のオスはケースの中で飛び立とうとするほど旺盛なコンディションです。
別血統のオス164ミリとメス72ミリで、簡単に交尾が成立しました。
世界一大きな昆虫と言われるヘラクレスヘラクレス。
昆虫は周囲に溶け込んで天敵から身を守る者が多いですが、まるで何かの果実のようなオリーブ色の羽の色は意味があるのでしょうか。
観賞用に考えていましたが、こうなると少しだけ幼虫も欲しいですね。