先日、新規就農者等研修・交流会に参加しました。

これから遊佐町で新規就農を目指す僕が、一番聞きたかったことがあります。

それは、

「農地をどうやって確保したのか?」

作物の育て方でもありません。

SNSの使い方でもありません。

売り方も大切ですが、それより前に僕には農地が必要です。

実際に新規参入した農家さんの話を聞くと、農業委員会や農地中間管理機構を使って農地を確保したものの、紹介されたのは山間部の荒れた農地。

上手くいかず、現在は親の田んぼを間借りしているという話でした。

一方、親元就農した若い農家さんには、

「田んぼをやめるから、やってくれないか?」

と相談が来る。

親や祖父母が地域で何十年もかけて築いてきた信用があるからです。

遊佐町へ来てから、

「農業をやめる人はたくさんいる」

「これから農地はもっと出てくる」

という話は何度も聞いています。

つまり、

農地はある。

でも、

縁もゆかりもない土地へ来た僕が借りられる、条件の良い農地があるかは別の話。

交流会のあとにも、

「田畑の確保は人との繋がりなんだ。まずはそこを頑張って」

と言われました。

結局、人と会うしかない。

いろいろな場所に顔を出す。

農家と話す。

飲みに行く。

自分が本気でここで農業をやろうとしていることを知ってもらう。

そしていつか、

「田んぼやめるんだけど、やってみるか?」

そんな話が来るくらいの信用を作る。

畑を耕す前に、まずこの町での人との繋がりを耕す。

今回のnoteでは、新規就農を目指して動いているからこそ見えてきた「農地確保の現実」について書きました。