こんばんはm(_ _)m
コロナが始まってこっそり取材旅行にも行けず気付けば2年ぶりのご無沙汰です
久しぶりなのでお手柔らかに(汗)
さて、本日の妄想族の張り付け写真も
あくまでもイメージです
登場人物は全て架空です
「あ~っ、暑いなぁ」
「そうね…」
「…なぁ」
「なぁに?」
「…ここ、覚えてるか?」
「だからいつも一緒に来るでしよ」
「あなたがあの日、地元紙の人達が海水浴場の海開きの様子を撮りに来てて、後ろから撮られた写真を「写ってたら下さい!」って。その写真、その後ずっと定期入れに入れてたのもね」
「なんだ、知ってたのか…気付かれてないと思ってたよ」
「わかるわよ…定期入れをニヤニヤしながら見てたんだもの。でも顔が写ってるわけでないのに何がいいんだか。「下さい!」なんて突然言いに行くから、え~って驚いちゃったわ」
「本当は新聞社の人に、言うのが恥ずかしくてな…でも、高校生がカメラなんて持ってないし。初デートの思い出が写真として残るって思ったら言わずにいられなくなって…」
「新聞社の人達、コイツなに言ってる?って思ったでしょうね」
「後日、親の買い物に付いてって新聞社に寄ってもらって…後ろ姿だろうと写ってたの見たらホントに嬉しかった」
「その行動力ってすごいわね」
「写真欲しかったんだ。校内の中で君は一番輝いてたし、誰もが2度見する程の美人さんだった。よそのクラスや2年、3年生達も見に来てただろ。透明感って言葉が似合う女の子だった…だからその君を海に誘えた事で舞い上がった結果(笑)」
「なぁに?話しついでにおだててるの?何も出ないわよ」
「おだててないよ。ただ、あの日…誘ったものの、デートってどうしていいのかわからなくてなぁ…少し見ない内に日焼けしてたし、その君の顔がいつも学校で見てるより可愛くて」
「…お婆ちゃんの手伝いで夏休みの初日からずっと畑の草取りとか水撒きしてたから、すぐ真っ黒になったんだと思うわ。」
「よく覚えてなかったが、あの日もこんな天気だったかなぁ」
「そうね快晴だった、暑かったわよ。
誘っておいて、泳ぐわけでもないし何か話すわけでもないし…何なのよー!って困ってた」
「…黙っていたらな…手を繋ぎたいなぁ、小指一本でいいから繋ぎたいなぁ…一緒に海に入ろうと思ったけど君の水着姿見たら俺倒れちまう。泳ぐのはやめだ!まてよ?告白っていつするもんなんだろ?ドラマみたいにBGM流れたらタイミングわかるのに…しかし喉渇いたなー、口の中の水分全部、汗で流れたみたいだ。くそぅ…穴あくほど顔見たいけど、しょしくて横向けねぇ!なんてそんな事思ってた気がする」
※しょしくて=恥ずかしくて
「そんなこと…今頃言ってて自分で恥ずかしくならない?」
「そりゃ、こっぱずかしいさ。でもここに来ると思い出してしまうんだよなぁ。心が戻ってしまう」
「…そう言えば…結婚してから?子供が出来てから?愛してるって言ってくれなくなったわね?(笑)」
「オイオイ、この顔に言われても嬉しくないだろ?もうそんなこと言う年でもない」
「あら?私は言われたいわよ(笑)」
「何かの拷問?」
「あら、ひどい。今まで言わなかっただけよ。」
「え?そうなのか」
「自分で言うのもなんだけど…釣った魚に餌をくれないならじゃないけど、優しい言葉すらないなら宝くじでも当てて出ていこうかしらと思ってたの」
「オイオイ勘弁してくれよ、いつもしっかり尽くしてるだろ?宝くじ買い始めたのはそういう理由か?」
「そういうことにしとく(笑)でもかすりもしないものね。私って、くじ運ないのかしら」
「稼ぎが悪くて蓄えも少ないし慰謝料支払えなくてすまんな!って言うかカスリもしないのが普通だろ?」
「私も同じ気持ちだよ…だったよなぁ確か」
「えっ?何?」
「何でもないよ。ありがとう」
「何が?」
「いい奥さんでさ」
「何よ突然、変よ?」
名前のない空を見上げて MISIA
作詞 MISIA
作曲 玉置浩二
もしも晴れたら
君と手を繋ごう
風が吹いたら
そっと肩を寄せて
もしも雨が降ったら
君と傘を差そう
降り注いでくる
小さな花たちを見つけて
名前のない空を見上げて
君と何処までも
歩いていきたい
もしも明日に迷った時は
君の名を呼びたい
Yes,I always call your name,
your beautiful name
もしも夜空に
星が輝いたら
誰よりも先に
君を思い出すよ
もしも願いが一つ
光り届くのなら
何より先に幸せを
君へと祈るだろう
名前のない星を見つけて
君の名をつけたい
愛しさとともに
まぶた閉じて眠る時まで
君の名を呼びたい
Yes,I always call your name,
your beautiful name
名前のない夢を見つけて
君の名についた
愛しさとともに
まぶた閉じて眠る時まで
君の名を呼びたい
Yes,I always call your name,
your beautiful name