先日、ふと思ったことがある。仕事が終わり、事務所から自分の車を駐車している場所まで歩く。時間にして３分ほどだろうか。
前を向かず、足元だけを見て歩いた。そこで気づいたのである。歩き続け、しばらくして顔を上げる。
そうすると、警備室から歩き始めた場所の風景が、いつの間にか変わっている。至極当然で、当たり前のことなのであるが。
多少は大袈裟かも知れないが、人生の奥義とはコレではないか、と。目の前の事をコツコツと地道にやっていくことではないか、と。
これまでは結果ばかりに焦点を当てていた。夢ばかり見て、足元の現実に目を背けていたことが少なからずあった。
やるべことに全力傾注する。よそ見をすることなく、地道に取り組むことによって成果が出る。そして周りからの評価も変わる。
若い頃、親父に言われたことがある。人が見ている時だけ頑張る奴はダメだ。人が見ていないところで手を抜く奴は結果が出ない、と。
「人は必ずオマエの背中を見ている」この言葉は今でも印象に残っている。だから、仕事ではどんな時でも手を抜かない。
それも大切なことだが、「地道に歩み続けると、必ず風景が変わる (結果が出て、自分への評価も変わる) 」
今頃になって気づいても遅い、と言われるかも知れないが、それでもいい。人生はこれからだ。
今後は自戒の念を込めて、この言葉を実践していこうと思う。そして４月から社会人になる息子たちに、この言葉を贈ろうと思っている。
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今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
感謝 by Ryuta