[ 空想と現実 ]


頭の中で描くストーリー

現実とはかけ離れた
2人のセリフと行動


空想とはかけ離れた
2人のセリフと言葉


そこで笑っていた
一緒に笑っていたのは2人
嬉しさが残る


そこで笑っていた
一緒に笑っていたのは違う人
寂しさが残る


ふとした瞬間に視線があった
互いに笑いあう
些細な幸せをありがとう


ふとした瞬間に視線があった
急いで視線をそらした
臆病な自分に嫌気がさした
ごめんなさい


2つのストーリー
もし掛け合わせることができたなら
どんな私ができるんだろう


素直じゃないものは素直に
素直なものは素直じゃないものに
怖がっていたものは怖くなく
怖くないものは怖がりに


そんな私が出来るのかな


でも


それは出来ないから・・・


大声で叫びましょう 

心の中に閉まっていた 素直な気持ち

近づきましょう そのストーリへ… 

           「出会い」

君の好きなメロディー 手に取り 耳にあてた

少しでも 近づきたい その想いから 

いつしか そのメロディー いつも聴いていた 

君と出会えたのは 夏の終わり 秋風の吹くころ

壁に寄り掛かる 君を見つけた 


私から見た 君の第一印象は 海みたく 深く静かだった 

君と居る時間 増せば増すほど その印象は変わりゆく…

        「探」

遥かな闇の中 


自分の居場所 探していたね

誰が 


自分の味方なんて知らず

1人 泣いてた

ふと温かい光に触れたなら

自分の汚れ 浮き彫りにされる

わざと孤立した 

瞳には 光を宿さずに 感情をあらわすことのない

あの子がいた

         「場所」

瞳を閉じると 瞼の裏に映し出される

あの場所 周囲の笑顔

どれだけの勇気をもらい どれだけ強く支えられ

どれだけの優しさを 与えてもらってたんだろう

もぅ、3年半の月日が過ぎて 


今の自分 その時よりも弱くなった

あの時 何をされて 何を言われても

泣くことを知らなかった 芯の強い自分が居ない

心が折れそうな時に 思い浮かぶ 自分の心の支えとなった

あの場所 あの人間関係 今、また会いたい

         「時と人」


時は人を成長させ 人は人を強くも弱くもさせる

言葉の裏の人の心に 怯えながら過ごす

映し鏡に見えるのは 泣き崩れていく

自分の姿 どれが正しい道なのか わからずじまい

自分を未来へと導く人

人は笑顔になる 心を光の前へさらけだす

自分を破壊へと導く人

人は心に傷を負い 本心を闇へと隠す

本当の光はどこ いつまで我慢しなくてはならない

愛想笑いに囲まれている 日々の姿よ