ライブレポを書こうかな、と思っていたんだけれど、ネットで加藤和彦さんの記事を読んでいて、そちらに頭が動いちゃってる。

あまり時事ネタを書かない自分が、書きます(_●_)

あくまでも私の感情でありますので、批判は受け止めますが、回答はしません。

喧嘩する気はありませんので。

あしからず。



加藤和彦さんの死。

まったくっ!悔しいね。


私が加藤和彦さんの名前を知ったのは小学校6年生の時。

お別れ会で親友のギター演奏に合わせて歌ったんだ。

「あの素晴らしい愛をもう一度」。

これが人前で初めて歌ったステージ。

もう1曲はピンク・レディーの「ペッパー警部」でしたが...振り付けもあったっけ(^_^;)


なんで、自分で死ぬ道を選んだのか。

世の中の音楽環境の悪化を嘆くことが遺書に綴られていたらしい。

そして、創作意欲がなくなったらしい。


であれば、創作に時間に費やしていた時間を世の中の音楽環境の悪化を正す行動もできただろうに。

であれば、一線から退いて、ビジネスでなく、本来の楽しむ音楽をすることもできただろうに。


最期がいけないよ。



今でも音楽を生業として生きていくために、歌い続けている人が一杯いるんだよ。

音楽を生業として生きられたのに、歌い続ける事を止めてしまった。

創作することを止めてしまった。

音楽を楽しむことを止めてしまった。

後戻りできないように...

これが何とも不甲斐ない。


田端義夫さんは高齢なのに、親父が亡くなる数ヶ月前に、通っていたデイケア・サービスに来て歌ってくれた。

その日の朝、失語症であった親父が「お前も行くんだろ?」と、仕事があるのに誘ってきたことを思い出す。

一緒に行って、聴きたかったなぁ。

親父は無類のバタヤン好きだったから、喜んでたよ。

そんな活動だって出来たんだ。

生きていれば。


生きていれば、これから音楽を生業とする人のために動くこともできれば、目指している人と交流することだってできたんだ。

世の中で発信されている音楽をもっと知ることができたんだよ。

死の選択は、それからでも遅くなかったんじゃないか...



これだけ書いてもひとごとなんだよなぁ。

でも、影響は少なからずとある。

それだけの人物。


...悔しい。



やっぱり、私は現在進行形のミュージシャンが好きだ。

「強引にMyWay」、「I SING MY SOUL」、「言の葉」、「KARINGA/DRAGON」。

ミュージシャンが自分の歌への想いを綴った歌も好きだ。


人前で歌い続ける。

ミュージシャンはこれでなくちゃ。