上村親志の気になるYahooニュースをピックアップ!3/11 (2) | 上村親志の気になるYahooニュースをピックアップ!

上村親志の気になるYahooニュースをピックアップ!

上村親志の気になるYahooニュースをピックアップしていきます。

上村親志の気になるYahooニュースはこちら!

 女優の吉永小百合(69)が10日、東京・千駄ケ谷の津田ホールで東日本大震災からの復興を願った朗読会「祈るように語り続けたい 第二楽章 福島への思い」を行った。吉永は約30年前より原爆詩の朗読を続けてきたが「忘れることと無関心が一番怖い」と、今後も被災者の詩を読み、発信していくもう一つのライフワークにする揺るぎない決意を語った

 約500人を前に吉永が読んだ23編の詩の中には被災後、まだ心の癒えない子どもの詩も含まれていた。込み上げる感情や涙をこらえ「想像を絶する体験をして詩を書いた人の気持ち。それを受け止め、言葉の意味を伝えよう」と決めていた。福島から来た人もおり、ハンカチで目頭を押さえる人も見られた。

 使命感にも似た新たなライフワーク。吉永は上演後、取材に応じ「原爆は復興できたけれど、福島はまだ終わっていないことがあまりに多すぎて。(詩を)読む方もつらい」。自分の目で確かめておこうと昨年12月にはガイガーカウンター(放射能測定器)を持って原発事故の帰還困難区域、福島・双葉郡も訪れている。

 「4年たつのになぜこんなにも進んでいないのか。毎日ニュースでやっているけれど、1週間したらまた忘れられるんじゃないか。無関心が一番怖い」。この日のラストは「故郷(ふるさと)」の合唱。そこに帰ることが許されない人々の思い。「山も川も海も美しい、元の美しい福島に戻ってほしい。これからもサポートできれば」

 この日の朗読会で読まれた詩が収録されたCDは11日に発売される。被災者の悲痛な思いが詰まった1枚でもあるだけに、涙ぐみながら「政府に持っていって聴いてもらいたいくらい」とも語った。

 客席には吉永が4月から撮影に入る映画「母と暮せば」の山田洋次監督やスタジオジブリの高畑勲監督の姿もあった。新作は長崎を舞台にした原爆を扱った作品だ。12月からこの日まで神経の休まる日はなかったが、「監督から3冊くらい原爆の本を読んでおくよう宿題が。また違う現実が待っています」と女優モードに気持ちを切り替えようとしていた。

吉永小百合、涙こらえ朗読「山も川も海も美しい元の福島に戻って」…3・11から4年

ここ数日、震災関連のニュースを山ほど見るけれど、
4年経過してるのに未だに仮設住宅に住んでるとか辛すぎる。
政治家には本当にどうにかしてもらいたい。