わが子が入院しましたー。
うう。
今回は、感謝したい方々がたくさんいます。
まず、最初に、近所の小児科へいったんですね。
そしたら、
「このままじゃあ危険です。すぐに大きな病院に行きましょう。いま電話してみます」
と、小児専門のおおきな病院へ電話してくれました。
でも、今日は土曜なので、そのおおきな病院はお休み。当直医(?)の方とはなして
別の土曜でも診察してくれる病院へ連絡することに。
紹介状を書いてもらい、電話でも連絡をしていただいたので、
外来時間は終わっていたのですが、べつの大きな病院に受診することができました。
私が「来月、専門の病院に行くことになってはいたんですけど…」といったら、
「それじゃ遅いです。今日、いま、入院が必要なんです!」とのこと。
近所の小児科の先生、忙しい中、ありがとうございました。
そして、入院先で血液検査をし、血液製剤の使用と、もしかすると輸血するかもです。
血液製剤と、輸血は、献血をしてくださった方々の血です。
ありがとうございます。
献血って、痛いし、時間がかかるし、面倒だし。もらえるのはジュースとお菓子だし。
でも、今、私。
献血してくださった人に、本当に感謝しています!
すごく、助かっています。
あなたの献血、きっと誰かのために、なっていると思いますよ。
だれかの、そしてわが子の命、救ってくれている血なんですから。
そして、もし妊娠中の方がこれを見てくださっていたら、「臍帯血」っていうものも
産婦人科でやっているか知ってみるのも良いかもしれません。
お母さんが、赤ちゃんを産んだ後、胎盤がお母さんのおなかから
出てくるんですね。その出てきた胎盤や臍の緒(臍帯)から、いわば献血というか、血液を採取するんですね。
それを「臍帯血さいたいけつ」っていうのだそうです。
臍の緒は1メートルくらいの長さになるそうで、生まれてくれば、赤ちゃんと切り離され、その役目を終えます。
その血液中には骨髄と同様の、血液細胞を作り出すもとである「造血幹細胞」がたくさん
はいっているのです。
赤ちゃんも臍の緒切ってるし、お母さんからも取りだされたあとの胎盤や臍帯なので、採血しても
誰も痛い思いしません。
「献血」ですから無料です。
ただ、「将来自分や家族の輸血などのために、臍帯血を取っておきたい」という
「自分用として保管するため」の臍帯血を取りたい場合は、維持費などで
お金がかかるそうです。
でも、その血液は、難病の治療に不可欠な、大事な、貴重な、血液です。
子どもを産んだ、その瞬間にしか、できない、特別な献血です。
胎盤は、なにもしなかったら捨てられちゃうので、赤ちゃんが生まれた
喜びを、「臍帯血」って言うかたちで、他の病気の子どもたちにも、
分けてもらえれば、幸いです。
もし臍帯血をおこなっている産婦人科での出産を希望されている方がいらっしゃれば、
臍帯血も視野に入れていただけると、私は、わが子は、他の難病で生きること自体が困難な子が、
その親が、きっと助かります。
そして、勇気を出して献血や臍帯血を行っている方々、ありがとうございます。
いつ退院できるかわかりませんが、きっといまより元気になって、
もどって来てくれると思います。
いろんな人のおかげで。
この、たよりない親のもとに。