師匠からのシナモン1

昨年末の吉祥寺スターパインズカフェでのモモナシ2019ツアー大千秋楽

この日、昨夏に旅立たれた、私が30年師事していたボイストレーナーの田中晴子氏のご家族も集合して下さいました。

これまでも晴子さんと一緒にご主人、上の娘さんが幾度となく駆け付けて下さってましたが、今回は晴子さん亡き後、初の東京でのワンマンライブ

そして晴子さんの持ち歌をライブにて初披露

実はダンサーである下の娘さんと一緒にこの一曲を競演することは皆様にも、ご主人にも内緒にしてました。

ライブ丸ごと楽しんでいただき、サプライズも成功

晴子さんの歌手時代、実際に歌っている映像はありません。

写真を見たのもついこの間。　

そこには天真爛漫に笑う晴子さん。

色々あっても、全うされていたんだと頷きました。

今回のリハーサルの際にポツリと

「晴子さんは一体どうやって歌っていたんだろう？？」

と、私が言うと、JIGEN君が

「そのままだと思うよ」

と即答してきました。

後に、とても躊躇しながらも、実は「別れのブラックコーヒー」のリハ演奏中にパッと私を見たら晴子さんがそこに居てびっくりしたと教えてくれて。。。

終演後、ご主人から

「晴子そのものでした。」

晴子さんが実際に歌っている姿を知っていて、1番間近で観てこられたご主人に最高のお言葉をいただきました。

これはあの瞬間、晴子さんが私と一緒に歌って下さったんだと思います。

喜んで下さったんだなぁ。

そして上の娘さんから、「私が選んだものですが、ママから」と包みが

夏の時は病室から成功を祈って下さり、娘さんに「美保子ちゃんにシナモン持って行って！」と頼まれた晴子さん。

この時さえも、思いもよらないご褒美にびっくり。

晴子さんも一緒に選んで下さったんだ

そう思えてならない、シナモングッズ

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