今日の発声教室終了
右脚に難病を抱えながらもステージに向かう生徒さん、今日は両杖をついてスタジオに到着。
右脚に難病を抱えながらもステージに向かう生徒さん、今日は両杖をついてスタジオに到着。
この1年は活動をお休みするも、もう長きに渡りこの時間に向かい続けてくれています。
毎回、脚の状態を伺いながら、山あり谷ありの中でも声を発することで、脚の状態までも良くなったり
最新の医療でも原因や治療法は明確にならず、その突破口を探しながらの中、今日はここ数年にない程の極限の状態の日でした。
彼女の精神力の強さにはいつも頭が下がります。
良い発声をする事で腹圧が高まり、内から身体を温める呼吸を促すことで、声も心も脚にも良い影響があると信じ、今日も向かいました。
私が出来ることは「発声」のみですが、メンタルトレーニングからの視点、またそこからの働きかけも提案出来ると感じました。
先月のレッスンから今日まで呼吸を意識して過ごしてもらえたことも大きく
この状態にも関わらず、深くて大きな呼吸感。
本当に本当に不思議ですが
最近に無い、とっても健やかな声を、歌を聴くことが出来ました
灯る明るい声。
復活ステージも秋に決まり、この極限状態を乗り超えることを切に願い、引き続き「声」の全力サポートを！改めて強く思いました。