美保子父は住宅地図と
ひいお爺さんの太四郎さんの戸籍のコピー、奨学金授与の賞状を持参

太四郎さんの生家があった場所へと向かいました。
ここ郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)では
お墓が家の敷地内にあるところが多く
移動の中でも何軒もその様子を見ることが出来ました。
どうして14.5年前に祖父と美保子父母が
ここを訪れたかと言うと
空き家となった生家を取り壊す際に
敷地内にあるお墓の移動の件で
何故かうちに連絡が来たからとのこと。
その時は気付かずも長男は何処へ行ったのか

美保子父はその時の記憶も辿りつつ
生家があったであろう場所周辺に到着。
どちらも上村(うえむら)となってます。
ここら辺だ、と言いながら
美保子父はお墓を探し始めました。
トウモロコシ畑の中に何故かお墓!
上杉代々の墓と彫られてるものと
後ろに丸い石を積んだ小さいお墓が。
ここであろう場所には
門かお墓か、何かを取り壊した跡が。。。
その近くでトウモロコシの出荷作業をしていたご夫婦に話かけ聞いてみることにしました。
その方も上村(うえむら)さんだと言い
この辺の上村(うえむら)のことだったら
この人に聞けば分かる、と
この地区の歴史に詳しい長老のような
又、別の上村(うえむら)さんを教えて下さいました。
よし

と教えていただいた上村さんの御宅を探して移動



大きなお家が見えてきました。
その方もご在宅で出て来て下さり
突然の訪問者の私たちの問いかけに親切に応えて下さいました。
太四郎さんの戸籍のコピーには両親の名前
両親とは別に戸主の名前が

ですが肝心の長男の名前が無い為に
この辺でかつて出て行き
生家が無い上村(うえむら)さんを片っ端からお話して下さいました。
その中に北海道に行った、という上村(うえむら)さんの話も。
直ぐそばまで来てるのに何だか霧は晴れず…

そんなおもいの中、お礼を言って
その場を後にしました。
帰宅し、少しすると美保子父が
やっぱり今日の場所で合っとる

あのトウモロコシ畑の小さい方が上村のお墓やわ。
北海道に行ったのが長男や!
ええっ

何で分かった

どうやら美保子母に報告する中
弟が車を買い替えた時に祖父 茂夫が
石徹白に連れてってくれ、と頼んだことがあったとのこと。
その時に
北海道に行った親戚にお金を貸したことがある~

と茂夫おじいさんが弟に話した模様。
それを知ってて長老の話を聞いていたならば

その時はピンと来ませんでしたが
北海道に行った方の
名前が久米之丞だったか???
であれば、戸主の名前と一致する。
そもそも両親とは別に戸主

長男が戸主

太四郎さんはちょっと複雑な次男だったのかもしれないです。。。
と、言う訳で…
トウモロコシ畑の中のお墓の写真も無ければ
ここであろう、生家の場所の写真も撮らず終い

帰宅して、着地した生家探しの旅でありました。
でも良かったのかな

気持ちが繋がっています。
また来いってことなのかな
