東女と京男 | 98歳 頑固婆さんの 独り言

98歳 頑固婆さんの 独り言

お花たちへの メッセージ

2019年 養われ人 長男 私より 先に 黄泉に

2019年 7月 次男の 養われびとに 

日々 長男との想い出に 涙尽きない 

次男「お母さんの 好きな花を 写して ごらん きっと 写せるよ。」

何とかして 兄との想い出を ひ一時でも まぎらわせようと 

慰めの言葉の変わりか

私「ダメ!写真なんか写せないはよ!出来ないは」と ピシャリと断る。

息子 ムッと したのか 二階の 書斎に 籠ってしまう。

私 部屋の襖 ピシャっと 閉めて お一人様 庭の ヤマアラシの親子の置物を ぼんやり見る 

ふと ヤマアラシのジレンマの 話を 思い出す。

 

 

私のそばに寄ったら 息子 刺されると 思ったのか? 

深川で 生まれ 浅草で 二十三歳まで 京都へ来てから七十一年

未だに 京ことば 覚えられず 京都生まれの息子と 合うはずなし 

息子「お母さんは いつも 私 出来ないはよ!」の言葉のみと 頭を抱えてしまう。

息子に 頼み事を する。頼み事 終わらぬうちに 次の頼み事 

息子「僕は お母さん みたいに 頭良くないから いっぺんに 出来ないよ!」と 皮肉

私「なら いいわよ!」

嫁「マァ マァ マァ」と仲に入る

息子と母親のバトル 息子 書斎に 入る。

なるほど 私に 近づいて 刺さってしまったのか?

真面目過ぎる息子 なんでも いい加減な母親ヤマアラシを 見習いましょう!

息子様 気儘で、頑固な母親 仕方ないやと 気を取り直して ヤマアラシの親子の写真を 

持ってきてくれた(パソコンで 調べたみたい) えぇっ! ピッタリ 引っ付いている。

本当は 仲良しなんだ 私ら親子も 仲良しなのかもよ フフフ!!