根本解決って、

問題を解決するときによく使われるワードですが、

じゃあ、不登校を含む子どもの問題を

根本解決するとはいったいどういうことだと思いますかはてなマーク

 

 

 

 

私の根本解決の定義は、

 

 

 

 

子どもが自分の意思で決めて行動できる力

 

を持つこと。

 

 

 

だと考えています。

 

 

 

 

なので、

単に復学することだけを

根本解決とは捉えていません。

 

 

 

 

自分の意思で決めて行動できる力を持った先に、

結果として

“学校に行けるようになる”

があるだけです。

 

 

 

 

問題の本質は、

“学校に行けないこと”

ではなく、

“そうならざるを得ない状態”

になったのはどうしてか?

にあるからです。

 

 

 

 

そしてそれは、

一見原因かと思われる

クラスメイトとのトラブルや

先生との相性の良し悪しではありませんあんぐり

 

 

 

 

それはあくまできっかけ。

最後のダメ押しになった出来事に過ぎません。

 

 

 

 

それを原因だと思っているとしたら、

いつまでも根本解決には至らないはずです汗汗汗

 

 

 

 

例えば、

上の子が妹にいつも意地悪をするドンッ

 

 

 

 

「お姉ちゃんなんだから」

と優しくするよう叱っても、

親が見ていないところでは

また意地悪をしてしまうはずです。

 

 

 

 

なぜなら、

その子がなぜ妹に意地悪をしてしまったのか?

行動の奥にある感情に

気づけていないからです。

 

 

 

 

一見、

妹の行動に腹を立てているように見えたけれど、

本当はそうじゃなくて、

ママがいつも妹の味方をしているような気がして

悲しかったのかもしれませんショボーン

 

 

 

 

それを上手く伝えられなくて、

羨ましく思えた妹に

意地悪をしちゃったのかもしれませんよね。

 

 

 

 

だとしたら、

妹に優しくするようにどれだけ言い聞かせても

効果がないどころか、

逆効果かもしれませんガーンあせる

 

 

 

 

こんなふうに

不登校はもちろん、

問題だと思われる子どもの言動は、

すべてその奥にあるものを

理解しようと寄り添うことからがスタートです。

 

 

 

 

クラスメイトとのトラブル。

先生との相性の悪さ。

 

 

 

 

そのとき言われたどんな言葉に

どう感じたのか?

それによって自分のセルフイメージを

どう設定したのか?

 

 

 

 

なぜそんなふうに感じてしまう

思考パターンを持ってしまったのか?

 

 

 

 

自分のセルフイメージが

「私はやっぱり〇〇だ・私はどうせ〇〇だ」

この、

“やっぱり・どうせ”

になってしまった前提があるんです。

 

 

 

 

何度もそう感じる出来事を繰り返してきている

ということです。

 

 

 

 

そこに目を向けない限り、

根本解決には至らないわけです。

 

 

 

 

あなたのお子さんは

何に傷つき、何に心を痛めているでしょう。

これをきっかけに、

ぜひ本質に目を向けてみてくださいね。