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かみちかにっき

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「ギジレン島最後の7日間」

そのタイトルコールから始まる作品が、先日全公演終演致しました。

まずなによりも、観に来てくださったお客様、気にかけてくださった皆様、本当に本当にありがとうございました!

休憩ありの3時間10分。長い時間、ぐっと観てくださって、とても嬉しかったです。
たくさんのご感想も本当にありがとうございます。いいね!祭りです。


そして、スタッフの皆様、キャストの皆様、ギジレンの皆様、作演の辰海さん、本当にありがとうございました!とってもしあわせな日々でございました。

あれなにこれ終わっちゃいそうな文章。
まだまだたくさん書くよ。えいえいおー。


はてさてなにから書けばよいのかな。
ブログですが、ひとりごとをぽつりぽつりしたような文章になると思うので、読みにくく分かりにくいかと思います。ごめんなさい。


世界が終わるまでの7日間のお話でした。
最後にはみんな滅亡するお話です。

野球、合唱、学校、授業、居酒屋、海、友達、家族、恋人、島の人々。

誰もが誰かを想って生きていました。
最後、終わる瞬間まで。

わたしは島の女子高生で、タッチみたいな、お隣の家に男の子の幼なじみがいて、性格は自分の気持ちを出すのが苦手な子で、でも変わりたいと、変われたらと思っている子でした。頭も心もぐるぐるさせて、通り魔にもなってしまいました。

どのシーンも緊張していました。リコが。役の子が。
役名が本名なのでややこしやですが、役名はカタカナでリコにしときましょう。

一番緊張していたのはケンさんを刺してしまうところでした。あのときの末安くんの顔も忘れられない。

その後の、タクローの独白。わたしは舞台の裏で聞いておりました。わたしのことなんかひとっつも話していないのに、全部全部響いて仕方なかったなぁ。
その後の先生が目の前で倒れていくのも忘れられない。あとはタクローしか見えてなかったな、みんないたのに不思議な記憶。でも後ろから聞こえた、やないさんの言った私の名前は残ってる。

わたしが嘘をついたのに受け入れて悲しく笑ったタクローの顔
きららちゃんの苦しそうな背中と怒りに満ちた顔
あとはもう、最後のシーンのみんなの顔
前半の楽しい顔もたくさんたくさん思い浮かぶけれど、みんなの最後の顔がやっぱり一番濃く残ってます。


観てない方からしたらなんの話やねんて感じですよね。すみません。観た方からしても本当に読みにくくて申し訳ないです。こんな感じで書いちゃいます。


これはわたしの個人の解釈というか感覚なのですが、最後のシーンは、天国かと思いました。
みんなで一緒に死んでいい、って、なんて赦しなんだろう。ロマンチックが邪魔されたのが罰、二人きりでは死なせないのが罰。
それ以上に、「死ぬときはみんな一緒だ」って言って、周りに笑っているみんながいる。
茶化すだけで、責めない。殴らずに、代わりに肩を抱いてくれる。

あ、だめだ、今も泣いちゃう(笑)

いや、本当に、神様っているんだと思った。
信じていなかったけれど、神様はいて、天国はある。生きていてよかったと思ったの。

最後に、大好きな幼なじみと、大好きな友達と、クラスメイトと、先生と、おじさんたちと、生きられてしあわせだったな。

リコはきっとこの後地獄へ行っていると思います。みんなはすし詰めの天国で、また野球やったり合唱したり、お酒飲んだりしてる。


だめだ!!涙が止まらなくなってきた!!!
もう滅亡したからね、このくらいにしとこう、振り替えるのは。


いや、本当に、ギジレンのオーディション受けて良かった。出られて本当にしあわせです。
まず、ギジレンに出会わせてくれた、川上献心に大きな感謝を。
そして、ギジレンの皆様に、大量の感謝を。
辰海さん、門田さん、片腹さん、りっくん、笹井さん、風太くん、オープニングセレモニーでもお世話になりました小野さん、本当にありがとうございます。
お客さんで観に行ったときから思っていた、ギジレンさんのお客様を思う気持ちの強さを、中に入るとより強く感じることが出来て、やっぱり素敵な劇団さんだ!!!!ってなりました。

ほうら、纏まらない。
本当はひとりひとりのことも書きたかったのだけど、ものすごい長さになるから一旦、一旦締めよう。
ギジレン島の最後のシーンのことくらいしか書いてないね、なんでこうなったんだろう。

あの島で生きた時間は、これからの自分にとってとても大切な時間になりました。
いつ終わっても笑って終われるように、今を目一杯楽しむんだ。今年も、来年も。もし終わりが今日でも、笑って生きる。

いや!明日は観劇だし、忘年会もあるし、年越し祭りもあるし、土木座もあるし、合同打ち上げもあるし、キコもあるから、まだ死ねないけどね!!!!!!!!


うん、一旦締めるね。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!