お次はBパターン!
分岐Bは、そのまま未来へ話が続いていきます。チカ(東澤有香さん)の書いた小説「十二月の蜘蛛」を中心に。
こちらは、大人になりきれていない、でも大人になっちゃった、そのバカな大人たちの痛々しくも愛しい青春のお話です。
ヤコ(宍泥美さん)、アリス(百花亜希さん)、チカ。本当にこの三人、性格も雰囲気もばらばらなのですが、仲良しなんです。それがリアルというか、見ていてほっこりします。好きなんだよなぁ、この三人。並んでるとふふふってなっちゃう。
チカ「アリスにもかけてやろうか」
アリス「かけてかけて」のシーン。
ここ好き。お互い好きなんだなぁって、友情が見えて。
アリス「ヤコ、痩せたね」
ヤコ「太ってたわけじゃねぇよ」のシーン。
六人目の子どもを生んでお腹がへっこんだヤコ。アリスの天然さとヤコの優しいツッコミが好きです!
これは二人の表情が好きなので乗せました。ゼウス(阿部薫子さん)とルル(エリカさん)。
このお二人、猫の役でした。威嚇しあってます。しゃー!!かわいい。
なんとも不気味な1枚。殺人現場のようですね。でも違うのです。この明かりが世界を半分に分けているようで、好きな1枚。
なにこれ殺人現場だ。でも実は違うのです。疑ってますね、でも違うのです。今回は殺人なしの、物語。
この、怒りも苦しみも喜びも溢れているアリスの表情がすごく好き。
あとガラシャ(熊野ふみさん)が笑顔なのも好きです。よきシーン。好き。
「十二月の蜘蛛」は、この人たちの物語。
本当か嘘か、そんなことより、苦しみもしあわせも消さずにどちらも見つめることが大切。
いっぱいだ、人が、いっぱいだ。
Bは大人たちがうおおおおっと熱く、Aは若者たちがうおおおおっと熱く、どちらも寒さに負けない熱い日々を過ごしていました。
一部ではありましたが、なにか伝わったら嬉しいです。
と言いつつ、まだ続きます。