いつもは、ふざけた枕詞にふざけた内容にふざけたオチを書いている僕ですが、今回は真面目に書きます。
3月8日に鳥山明先生が亡くなられたというニュースがありました。(実際亡くなられたのは3月1日との事ですが)
誇張抜きで僕がこの世で一番好きな漫画家でした。
このアメブロより以前に書いていたデコログの方で鳥山明先生への思いを書いた事もあります。
人間いつか亡くなるとはいえ、68歳は若すぎると思います。
物心ついて一番最初のアニメの記憶はドラゴンボールZの魔人ブウ編でした。
(物心つく前だとアンパンマンやらドラえもんやら観ていたのかもしれませんが、少なくとも僕の記憶にある一番古いアニメはドラゴンボールです)
そして初めて自分のお金で買った漫画はドラゴンボール33巻でした。
Dr.スランプは当然漫画もアニメも終了しており、本来僕は世代ではありませんが、鳥山先生の作品は全て読みたい一心で集めました。
読み切りも短編集「鳥山明◯作劇場」を購入して読みました。
アニメも「Dr.スランプアラレちゃん」ではなく「ドクタースランプ」の方は、リアルタイムで観られる年齢になんとか生んでもらえました。
僕は友達もほとんどいなかったため、漫画とゲームが友達でした。
漫画はコマを暗記する程繰り返し読みました、ゲームもドラゴンボールのゲームは数々プレイしました。
SFCの超武闘伝も、GBの悟空激闘伝も、PSのUltimate Battle22も
他にも書ききれない程ドラゴンボールのゲームに遊び狂いました。
それは鳥山先生がドラゴンボールを生み出してくれたからです。
Dr.スランプとドラゴンボール、ギャグ漫画とバトル漫画の両方で天下を取った漫画家は、鳥山明先生ただ1人です。
ドラゴンクエストシリーズは僕が今でもプレイしている唯一のRPGです。
そして一番好きなシリーズはドラクエ5。
ドラクエ5の発売年は1992年、僕と同い年です。
もちろんたまたまなのですが、でも運命を感じずにはいられません。
それは鳥山先生がドラクエのキャラクターを生み出してくれたからです。
クロノトリガーもブルードラゴンも楽しませていただきました。
なんて偉大な人なんでしょうか。
決してファン自慢がしたい訳ではありません。
でもこれだけ好きな人が亡くなるのはツライのです。
想いを吐き出しておきたかったのです。
鳥山先生がドラゴンボール内で描いていた死後の世界「あの世」はスゴく明るくポップに描いていましたね。
鳥山先生は自分のことをスケベだと言っておりました。
悟空のおじいちゃん。
孫悟飯じいちゃんが言うには、あの世にはピチピチギャルがいっぱいいるそうです。
それが救いになればです。
プラモデル造りや、車やバイクといったマシンも鳥山先生は大好きなので、きっと天国では天使の輪っかを付けた鳥山先生が大好きなプラモ造り、マシンいじりをしていると思います。
ドラゴンボールの世界の明るいあの世を思い浮かべれば、これは悲しい別れではないと思いたいです。
僕にとって鳥山先生は神様です。
「生き神」から、ついにホントの「神様」になった、ただそれだけの事なのかもしれません。
「国民栄誉賞を与えるべきだ」
「鳥山明こそ国葬すべきだ」
という声もSNSで見ましたが、鳥山先生はシャイで目立つのが嫌いなので、この話を聞いたらきっと断ると思います。
ここまで偉大な人なので僕個人としては国民栄誉賞も国葬もやってほしいですが、鳥山先生の事を尊重するなら、すべきではないと僕は思います。
鳥山先生は絶対嫌がります。
本日3月9日はサンキューの日
悟空が原作ドラゴンボールの終盤で悟空の体力を全快させるという願いが叶った事に対して言ったセリフは「サンキュー!!ドラゴンボール!!!」です。
そして僕が言いたい言葉は
『鳥山先生ありがとうございました』
どうか楽しいあの世ライフを。