6年前、我が家のうさぎ「うに」がエンセファリトゾーンからの回復祈願と健康祈願のために始めた浦和の調神社への自転車による「巡礼」も今回でなんと7回目。うには去年の3月に月の神様の元に帰りましたが、今年も無事に行ってきました。



涼しい風が吹き渡る荒川を超えて…




家から自転車で漕ぐこと2時間半程で到着。

お参りして、お札やお守りを新たに頂いて、ほっと一息したところで、気付いたことがあったのでした。




名物の狛兎には子供がいて、しかも微笑んでいたということを。




こちらの狛兎はよりわかりやすいですね。




見ると裏に安置されていた昔の狛兎も微笑んでいます。

(しかも子うさぎの描写がリアル)

何度も行っている場所ですが、気づかないことはたくさんあるんだなぁと思ったのでした。



調神社は本当に良い空気が漂う場所なので、来年も家族の平和を願いにやってくると思います。うにがきっかけで始まったこの地との繋がりですが、トロとの暮らしの平穏もまた、守っていただけると嬉しいなと思ったのでした。



浅川。

多摩までは大体3時間強で帰りました。終始涼しくて気持ちのいい風が吹いていて、とても気持ちのいい旅でした。



今年は膝やら腰やら立て続けに痛めて長い距離を乗れませんでしたが、どうやらもう大丈夫そうです。





とても楽しい86キロの「巡礼」でした。



それでは、また。







前回、前々回紹介し切れなかった旅のお話をつらつら書き連ねたいと思います。



↑思い出モードのトロ



鳥海高原家族旅行村のケビンは基本的に自炊なので、地元で仕入れた食材を使った食事をたっぷり味わうことができました。




南禅寺豆腐。酒田の南禅寺屋さんというお豆腐屋さんのもの。お椀型が特徴のしっかりしたお豆腐。味も良いんです。上に乗ってるのは酒田産のミョウガ。




沖田ナスと紫蘇巻き。沖田ナスは初体験のナス。これまでは民田ナス一本でしたが、沖田ナスの美味さは別格でした。皮が薄くてえぐみがないんです。




豚肉も庄内を代表する食材。スーパーで売ってる無銘の豚肉でも考えられないレベルの美味なんです。



合わせるのは旧八幡町の銘酒「麓井」。先日の豪雨で酒蔵に大きな被害が出たそうです。麓井の酒は懐の深さが魅力。清らかだけど確かな存在感がある、鳥海山みたいなお酒だと思います。



その鳥海山は、家族旅行村からだとこんな感じです。



ちなみに妻の生家あたりからだとこんな感じ。



山で見つけたキノコ。妻が美味しそうだと言うので調べたらカキシメジという毒キノコでした。写真はありませんが、赤いキノコもたくさんありました。こちらは食べられるタマゴタケのようでしたが、怖くて手は出さず。



同じく森の中でみつけたもの。調べてもわからず。



ケビンの近くの心字池。幻想的な池でした。オオルリボシトンボがたくさん飛んでました。



最後の日、酒田で立ち寄った小幡楼。「おくりびと」のロケ地で有名になった場所ですが、今は平田牧場がここの維持などを目的にカフェ&ベーカリーを営んでいます。

美味しそうなパンが所狭しと並んでいました。

(お土産に買いました)



想像を絶するようなひどいことが起きましたが、美しい自然とタフで親切なな人々の営みは強靭そのもの。最後の訪問から5年経ってくたびれた部分は否めませんが、やはりここは良い場所。また来年もトロと一緒にここに来たいと思いを新たにするのでした。




それでは、また。





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前回に引き続き、5年ぶりの庄内への帰省の模様をお届けします。7月25日からの集中豪雨で深く傷ついた旧八幡町の妻の生家を後にした僕らは、そこから少し先にある鳥海高原家族旅行村で休暇を過ごしたのでした。


鳥海山の山腹、標高550mのあたりにある宿泊施設。キャンプ場と複数のケビンで構成されていて、なんと犬もOK。近隣には犬OKの宿泊施設が案外無いので、とても助かります。



僕らの泊まったケビン。風呂・トイレ・キッチン付きなので、食べるものさえあれば暮らすのに不自由はしません。



さて、そんな素敵な場所で家族と過ごしたわけですが、これが本当に素晴らしい時間なのでした。



朝のお散歩はこんな感じ。



高原の朝の光を浴びて、トロも輝いています。

基本的に山なので急峻なところもありますが、この子は意にも介さず歩きます。



すぐ近くにはこんなブナ林も広がっています。



炭焼き窯の道、という場所。かなり鬱蒼とした場所です。近くのブナには熊の爪の跡がありました。



正直なところ怖いのですが、トロは全くどこ吹く風。




楽しそうにお散歩しています。

森の空気は最高ですが、ちょっとドキドキしながら歩きました。ちなみに熊は犬が苦手と言いますが、トロで役に立つやら…などと埒もないことを考えるのでした。



ケビンの窓から吹き込む高原の風を味わうトロ。




木々のざわめきや虫の声に最初は驚いてましたが、途中からはこんな風に興味津々で風を感じていました。



ケビンの位置によっては庄内平野を一望できるみたいです。僕らがいたケビンだとこんな感じですが、少し歩けば庄内平野がドーンと見えますし、夜は星が降ってきそうな程綺麗で、最高の休暇を過ごすことができました。



やがてこの場所とも別れ、また休み休み帰路に着きました。


新宿のキンプトンホテルのカフェでの休暇の模様。

ここも感謝感謝の犬OKなので、電車の時間までゆっくり過ごすことができました。森の中でニコニコしていた野生児トロは、ここでは少しラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。




ということで、無事帰宅。疲れ果てたようで、トロはお気に入りのクッションでスヤスヤ寝てしまいました。



これまでずっと夏を過ごしていた旧八幡町の家とは多分これでお別れになってしまいますが、故郷との関わりを残す方法ははっきりしました。恐らくまた来年も夏はここで過ごすことになると思います。

トロも旅の間はものすごく良い子にしてくれました。必ずしも平坦ではなかった妻や僕の気持ちにそっと寄り添ってくれるトロの気持ちがじんわりと嬉しくて、もっとこの子を大事にしたいと強く思ったのでした。



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5年ぶりに山形に帰省しました。

コロナなどがあって、なかなか帰ることができませんでしたが、諸々落ち着いたので、今回ようやく帰ることができました。

5年という時間は色んなものを変えてしまいます。我が家ではうにが去り、昨年からトロがやってきました。今回はこのトロとの初めての旅と相成りました。

年初の飛行機事故の印象もあり、移動は陸路。新潟新幹線〜羽越本線というのは15年ぶりです。新潟での乗り換えの最中など、こまめにトロに休憩を与えつつ半日ほどで鶴岡に着きました。


夕方のお散歩の様子。

初めての畦道を楽しそうに歩いています。



笑顔。


鶴岡の義実家に泊まった翌日は一路酒田市郊外の旧八幡町へ。ここは7月25日の集中豪雨で大きな被害が出ました。毎年夏を過ごしていた妻の生家も甚大な被害を受けました。

ボランティアさんや近所の人が総出で片付けてくれたおかげですっかりもぬけの殻になった思い出の場所を複雑な思いで片付けながら、ここで過ごすことはもう無いことを実感したのでした。




旧八幡町の名店、かなやのラーメン。複雑な思いを優しく癒すかのような、魚介中心の出汁と自家製麺の絶妙な喉越しが沁みました。お店の人も代替りしていて、5年という月日の流れを感じたのでした。



道も山もあちこち崩落していて、町は豪雨被害で深く傷ついた一方、この町との関わりはきちんと残していきたい。そう思った僕たちは、今回初めて鳥海高原家族旅行村に泊まることにしたのでした。




ここではとても得難い経験をしたのでした。



(続きます)




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トロと過ごす夏は二度目。

去年は夜の散歩だけしか行ってませんでしたが、今年に入ってから早朝の散歩が日課に加わり、夏の間も継続しています。

そのせいか、これまであまり見ることのなかったものを見ることが増えました。





ある雨の朝のお散歩。トロはカッパ来てます。

この日の散歩では立派なアオダイショウに遭遇しました。

このほかカブトムシやクワガタムシ、モグラなんかも見かけました。



こういうキノコ。





トロとの暮らしは本当に面白いことがたくさんあります。これからもこの子と色んなところに行きたいと思うのでした。




それでは、また。




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お久しぶりです。

最後の更新からかなり日が経ち、季節はすっかり夏になりました。

トロがやって来てから僕らの暮らしは大きく変わりましたが、最も変わったのは起床時間。以前は考えられないぐらい早く起きてトロを散歩に連れて行っています。



だいたい行くのは近所の桜ヶ丘公園なのですが、早朝はとても快適。




アップダウンと自然を豊かに有する5キロぐらいのコースは若いトロには合うようで、毎朝とても楽しそうに歩いています。人間は寝ぼけたままナチュラルハイで付き合いますが、歩いていくうちにシャッキリします。




朝一仕事終えるとトロはその後はのんびり穏やかに過ごしてくれます。



早起きは三文の徳とも言いますが、この生活を送るようになってから1日がとても長く、色々有意義に時間を使えるようになりました。




近所にある犬オーケーのカフェで昼前からビールを楽しんでしまうこともあります。




パンを研究する時間もそれなりに取れるので、作れる物は増えました。





すっかりトロ中心の生活ではありますが、それなりに楽しくて手応えのある日々を過ごしています。




それでは、また。




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家族が大好きなトロにとって幸せな日々である連休がやってきました。



安らいでいます。




時々構ってやると大喜び。




なんだか大人のパピヨンになったなぁ、と改めて思いました。体重も少し増えて身体がしっかりした印象です。

華奢なうにの身体の感じがまだ手の中にあるから尚のことこの子の骨の強さみたいなものは感じます。




初夏の風に誘われて自転車にも乗ってます。爽やかで気持ち良いですね。



さて、パンも相変わらず焼いてます。




奥からバナナのブラウンブレッド、クロワッサン。


ちょっと上達しました。



バゲット(フィセル)。課題は明確ですがひとつひとつ潰しています。上手くなると楽しくなります。こういう努力はいいものですね。



ちなみにこのバナナのブラウンブレッドはバナナを本当に生地に練り込んでいて、ものすごくいい香りがするんです。バナナは新鮮なものではダメで、傷んでるに近いぐらい熟してる方が理想的なのです。




なので買ったバナナはしばらくうにに預けて追熟させてから使うのです。




予想外な出来事も2、3ありましたが、今年の連休は割と豊かに過ごせています。連休はまだ続きますが、引き続き楽しく無理なく過ごしたいと思います。




それでは、また。






タイトル通りです。



今朝のトロ。





元気そのもの。朝の散歩の後も部屋の色んなものに関心示したり、軽く吠えたりしています。




こういう中身のない(ある意味平和な)投稿は久しぶりかも知れません。




それでは、また。




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冬が追い立てられるように春に変わり、我が家でも一年に一度の恒例行事である潮干狩りの季節になりました。

ただ今回はパピヨンのトロも同伴希望ということで色々調べていたら、なんと犬連れOKの潮干狩り場があるとのこと。



金田みたて海岸潮干狩場

トロは長時間の留守番は無理なので、犬連れOKの潮干狩り場なんてありがたいやらうれしいやら…




ということで、一年ぶりの潮干狩り。暖かくてとても気持ちの良い風が吹いていました。




トロはのっけから大はしゃぎ。みんなと居られるのは嬉しいんですね。





潮干狩り中のトロ。あっという間に泥だらけです。




たまにここ掘れわんわんのようなことをしつつ、健気にお付き合いしてくれるのでした。



成果は二人で2.8キロ。もうちょっと頑張りたかったですが、トロ連れなのでこの程度でも満足です。




潮干狩りのあとは自作のバターロールサンドと、コーヒーでランチタイム。




トロは海辺の風に吹かれて不思議そうな顔してます。




トロにとっては久しぶりの大冒険だったようで、帰りのバスでは珍しく寝ていました。




そんなこんなでトロのはじめての潮干狩りは無事終わったのでした。多分来年もまた金田みたて海岸で潮干狩りをやると思います。とても良い場所に出会えて本当によかった。


それでは、また。



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花曇の土曜日でした。

そんなに暖かくもなく、お花見日和という感じではないですが、今を盛りと咲き誇る桜を楽しむ人々で街は賑わっていました。




トロは散歩ついでに土筆取りに付き合わされてます。




意外なことに土筆は好きなようで、茎のところをむしゃむしゃ食べていました。身体には問題ないようです。




パンも焼きました。

バターロール、バナナのブラウンブレッド、ライブレッド。それぞれ問題はありますが、上達しています。




自転車で通りがかった浅川。去年ここを通った時は悲しみのドン底でした。それがなんだか昔のことのようです。



それでは、また。




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