PS3『アガレスト戦記』レビュー
とりあえず難易度ノーマルで2時間くらいプレイしてみた。
良くも悪くも普通のシミュレーションRPGといったところか。
戦闘はMoveフェイズとActionフェイズにわかれている。
この2種類のフェイズを自軍と敵軍で交互に行うので、
『スパロボ』のように移動→攻撃というように一度にできない。
移動や行動にはAPというパラメータを消費するわけだが、
ActionフェイズではAPがある限り何回でも行動可能だ。
たしか『フロントミッション』もこんなシステムだったな。
陣形によって連携が発生すれば行動順を無視して攻撃できたり、
特定のスキルを連続して使用すると強力な攻撃に変化したり、
SPを溜めれば超必殺技的なスキルが使用可能になる。
最初の2つは敵側でも発生するので思わぬ所で大ダメージを受けるわけだ。
この辺のシステムについては、
チュートリアル(説明文)が進行に合わせて表示されるので
説明書を読まずにプレイしてもなんとかなる。
戦闘はワールドマップ上のポイントを移動すると発生するものと、
ダンジョン内を移動している時にエンカウントで発生するものがある。
行ける範囲がわかりにくいダンジョンではエンカウントがすごく邪魔。
そもそも、ダンジョンを用意する必要があったのかと。
ワールドマップ上で発生した戦闘は終了後にHPが全回復なのに
ダンジョン内での戦闘はHPが回復しない。
回復アイテムがないとダンジョンで苦労することになるぞ。
戦闘パートについて説明したが、
このゲームのウリは"ソウルブリードシステム"。
残念ながら今までのプレイではこのシステムは出てこなかった。
ゲームに出てくるヒロインキャラ達の好感度を上げて、選んだヒロインとの間にできた子供が次の主人公になるシステムだな。
会話パートの右下にはヒロインの好感度を表示するアイコンがある。
左下には主人公が光と闇のどちらに傾いているかを表示している。
これらはイベントの発生条件やエンディングの内容に関わるそうだ。
クリア後にアイテムなどの引継ぎができるようだし何回でも遊べるな。
現時点での感想は、全体的にゲームのテンポが悪いのが気になるな。
ま、これは始めに選択した難易度によるのかもしれないな。
それよりも一番気になったのは、なぜPS3で出したのかという事だな。
戦闘時のアニメーションが特別すごいというわけでもない。
極端な話、PSPで発売しても良かったんじゃないかという感じだ。
・・・いろいろ言ったが、まだゲームの一部しかプレイしていない。
説明書を見ると、装備品の強化や練成、スキルの作成、
モンスターの捕獲・合成・トレードなどなど
詰め込みすぎじゃないかと思うくらいできることがあるようだ。
5世代に渡って冒険するストーリーということは・・・
登場キャラも多くなりそうだし、長く遊べるソフトになりそうだな。
クリアするのが大変かもしれない。
とにかく、
アガレスト戦記=エロゲーというイメージは間違っていた。
・・・ということで、しろけも!もけみ!ミカ!帰ってこーい!