秘教治療12回目の前半、二つ目のブログです。

前回、秘教における7種光線について書きました。

一つ一つの光線の特徴について、今回は書いてみたいと思います。

第一光線(力と意思)

第二光線(愛と知恵)

第三光線(活動的知性、高位マインド)

第四光線(葛藤を通しての調和、美)

第五光線(具体的知識または科学、低位マインド)

第六光線(抽象的理想主義と献身)

第七光線(儀式的秩序と魔術)

 

これだけだと少しわかりにくいのでそれぞれの美徳についても追記します。

第一光線 強さ、勇気、着実性、意志の力、ビジョン、リーダーシップ

第二光線 沈着、忍耐力と持久性力、聖愛、智恵、機知

第三光線 抽象的問題に関する広い視野、誠実・集中力、忍耐、哲学的見解

第四光線 強い愛情、同情心・寛大さ、肉体的勇気、頭の回転の早さ、洞察力

第五光線 正確さ・正義、忍耐・常識、鋭い知性、独立、実直

第六光線 献身、一身集中、優しさ、直観・忠実さ、同情心

第七光線 強さ・耐久力、勇気、丁寧さ、創造性、組織・統合

続いてそれぞれの欠陥です。

第一光線 野望、無情さ、傲慢さ、強情、怒り・孤独

第二光線 冷たさ、他人への無関心、利己心、猜疑心

第三光線 知的誇り、強情、批判的、非実際向き、怠惰

第四光線 自己中心、心配性、道徳的勇気の欠如、怠惰・贅沢

第五光線 鋭い批判、傲慢さ・偏見、執念深さ、独立化への傾向

第六光線 利己心、嫉妬心、横柄な態度、派閥主義、狂信的

第七光線 形式主義、頑迷、偏屈、尊大、迷信

 

おおむねざっくりで言うと、第一光線はリーダータイプで、

第二光線はヒーラーに向いていて、

第三と第五光線をあわせもつと科学者タイプ、

第四光線は芸術家で、

第六や第七光線は宗教家や神秘家といった感じでしょうか。

ベンジャミン・クレーム氏の著作である「マイトレーヤの使命」第一巻には

巻末に世界のイニシエートのリストとして、様々な著名人の光線構造が

どうなっているかが示されています。

ちなみにカイロプラクティックの創始者のD.D.パーマーは、

2-4-4-6-7という光線構造になっています。

この数字は左から順に魂―パーソナリティー―メンタル体―アストラル体―肉体の各光線を現します。

実のところ、カイロプラクティックの始まりはトーンつまり波動に基づいて行われたもので、

エネルギーワークとしての側面もあったことを考えると、

彼がヒーリングに最適という第二光線を持っていたのもうなずけます。

第四光線が二つあって強いのですが、これもカイロプラクティックを

単に技術でなくて哲学であり技術であり芸術であると定義した彼らしさが

現れている気がします。

時に洗練されて卓越した技術は芸術と呼ぶべきものの域に達するものですから。

第六・第七光線の存在は、あるいはカイロプラクティックをどう普及していくかにおいて

息子であるB.J.パーマーとの路線対立という、彼の後半生の運命を予期していたようにも感じられます。

参考までに、著名な心理学者のC.G.ユングとヴィルヘルム・ライヒの光線構造も示しておきます。

ユング・カール 2-6-4-4-3

ヴィルヘルム・ライヒ 2-1-7-6-3

3人とも、どことなく似ている気がしますね。

いずれにも第五光線がないというあたり、3人が3人ともその当時の科学とは相容れない立場に立っていたことの所以だったのでは?とも思われます。

 

さて、自分に当てはめて考えてみたとき、どんな光線がありそうかと考えると、

2,3,5,6あたりがありそうです。特に3,5は強めにあるかもしれませんね。

奇数光線は外交的で偶数光線は内向的という分類もあるのですが、

自分の性格はどちらかというと内向的と思っていたのですが、

実はそうでもなく外交的なほうなのかもしれません。

キネシオロジーやラジオニクスのセミナーや講座をやったりするのが楽しいと思えるあたり、

やはり本来は外交的なのでしょうね。

 

光線の話を最初に聞いたときは、自分がどの光線なのか感じられるものだろうか?

と疑問にも思っていたのですが、

こうして自分が興味を持ってきた著名人の光線構造も知って、

彼らのどこにひかれていたかを考えると、

自分にはどの光線がありそうかも何となくではあっても感じられました。

 

もし、このような光線構造によって自分を知ることに興味をもたれましたら、

これらの著作を読んだり講座を受けてみたりされるとよいと思います。