妻の異常行動について、私が最初に相談した外部の相手は、自分の兄弟や妻の親類ではなく、下の子の小学校の先生でした。これは、前回「統合失調症①」のいきさつで、妻から「全員に菓子折もって謝ってこい」と言われた時に、さすがの私も言っている事がおかしい事以上に、私や長女の精神状態がこれ以上持たないと感じたためでした。電話でありのままを説明し、とりあえずは先生の方で対応について検討するとの事で電話を切りました。でも、私から後日先生に電話を入れ、「先日の話は一旦無かった事にしてほしい」と伝えました。当時、この事が色々な人に噂として流れる事を恐れたように記憶しています。
ただ、この何日かあとに別の出来事で事態が動き出す事になりました。
最近の小学校は、登下校の時間に大雨警報が発令されたり豪雨が予想されたりした場合、特に帰りには迎えの連絡が入る事がよくあります。その日も急な雨が発生し案の定学校からお迎えの連絡が。でも私は自宅から1時間30分程度離れたところで仕事をしており、妻から、「上の子を車に乗せて小学校へお迎え行くから、上の子が教室で迎える事は出来る」と連絡が入りました。本来は親が教室で迎えるのが普通ですが、妻が他の人の前まで行く事はありえません。でも、私が仕事を抜け出すわけに行かないので、その旨小学校へ伝える事に。妻は上の子を小学校の玄関先でおろし、上の子が小学校の廊下を歩いて下の子の教室へ向かえに行きました。その途中上の子が小学校に在席していた当時、あこがれていた当時の担任の先生と対面しました。その時です。上の子は担任の先生に抱きつきひたすら泣き続けたそうです。あまりの号泣だったので、事前に我が家の状況を把握していた先生は本人に「何かあったんじゃないの?何があったのか話してみて」と。でも、上の子は何も言わずひたすら先生のもとで泣き続けたそうです。
この時の状況について、あとから電話で先生から説明を受けました。さらに先生から、「あの泣き方は普通ではない。お願いですから、お父さん相談だけでもいいので、一度役所の窓口に行ってありのままを説明してほしい。」などと言われました。これをきっかけに、それまで家庭内で起きていた出来事等をお話するために、役場の福祉関係窓口で相談する事にしました。
その後については、また次の機会にアップしたいと思います。