空想論議大戦争勃発中

空想論議大戦争勃発中

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「まだまだ歩けるよね」
君がそっと呟く
ボロボロのスニーカー
引っ提げて
裸足のまま歩いてく

足の裏に突き刺さる石が
僕らを駆り立てるんだ

まだまだ終わらない
終わっちゃいけない
やり残してることを
あの日知った痛みを

晴れた真夏の空に
雲の水平線が
空を分けるように
真っ直ぐ伸びている

その糸から愛を奪うの
雨と一緒にあなたを誘うの

空白のスケッチブック
何色に染めてしまおう
もう白は要らない
透明のガラスのハート
粉々に壊してしまおう
ねえどこへ向かうの

晴れた真夏の空が
雲の水平線で
埋め尽くされたのよ
雨はもうすぐソコに

壁の穴から空を覗くの
嘘と一緒にあなたを隠すの

私だけの汚い色は
あなただけの色に染まるの
もう白は要らない
壊れたガラスのハート
もう一度かき集めて
さあ組み立ててよ

晴れた真夏の空が
伸びる飛行機雲が
私とあなたを繋いで
急な旋回を繰り返して
気付かないでね 君を好きってこと
この思いは なかったことにして
隣で笑う それでいいから

気付かないでね 君を好きってこと
この思いに 気付いてしまったら
隣で笑う 君が消えるから

内緒話のように 口元に人差し指たてて
そっと呟いた 「このことは秘密だよ」

ちょっぴり いじめて
歪んだ表情 あぁ 愛しい
ちょっぴり 遊んで
熟れいた表情 目を 閉じて
意地悪なキスを落とすの


気付かないでね 僕が嘘でも
君に教えた 弱音があること
それがあるから 縛っておける

気付かないでね 僕の気持ちに
君を傷付け 僕も傷付いて
笑うことさえ 忘れてしまうよ

空想話のように 青い空仰いで
そっと目を閉じた 「僕ら繋がってるよね」

ちょっぴり あそんで
冷めた表情 あぁ 愛しい
やっぱり 臆病
寂しいと言って 抱きしめ
何より甘いスキをあげるよ