野球少年

野球を始めた時はこんなだった。

近所の１つ上のお兄ちゃんと入った。

青いユニフォームの地元の少年野球チームに入ったオイラ。

オイラはまだ体が小さ過ぎてユニフォームがなかったので、１人だけ黄色いユニフォームをくれた。

(今考えたら最初から黄色だった(笑))

オイラは１人だけ醜いアヒルの子みたいで恥ずかしかったけど、お兄ちゃん達と

『さぁーこい!!さぁーこい!!』

言ってチョコマカチョコマカ走り回ってた(笑)

今日も友達のとしおってヤツからメールが来た。

としおも野球をしてる大学４年生。

としおは７、８年前に久本雅美姉さんに紹介された。

としおは雅美姉さんの友達の息子で体は小さかった中学生で、強い高校に進学したいって言ってて。

それから忙しくて会ってなくても、打ち方やバントの仕方、気持ちの持ち方をメールや電話で説明したり。

多分今すれ違っても分かる自信がないけど、ずーっと連絡をしてて、

苦しい時、悲しい時、親や友達に言えない事、電話で深夜に号泣してた事もあった

としおの今日は最後の試合だった(;_;)

行けなくて本当に悔しかったけど、タイムリーヒットも打ったらしい(^-^)

エラーもしたらしいけど、本当に幸せで悔いないです！本当にありがとうございました！

て何回もお礼のメールが来て、なんか何年も会ってない、しかも１、２回しか会った事がない弟が巣立ったみたいで、感動して泣いてもた(笑)

何回もあいつはやめようとしたけど、何回も心が折れそうになった時も、気持ちが分かったからオイラは

『そうだな。大変だったな(;_;)けど、最後まで納得するまでやり抜いた方がゼッテー何か掴む気がするぞ！騙されたと思ってもぅ少しだけやってみ？』

『試合に出れなくても、人や周りのせいにしないで、『あいつは恵まれてる』って思うなよ♪『恵まれてる』てのは自分で使う言葉だから、１つ１つ感謝して今出来る限りの事見つけてこ♪』

なーんて先輩ぶって言ったり、夢語ったり。

野球を引退したとしおは、これから消防隊かレスキュー隊の夢に走り出すらしい。

やり続けりゃ花は咲くもんだ♪

これは石巻の写真です。