宮城の石巻より

今日は朝からバスで１時間以上かけて石巻へ。

チーム遊助全員で、瓦礫や土砂の撤去。

オイラも長い事バイトしてた力仕事。

そしてスタッフも仕事柄得意。

そして

『俺達らしく今日もガッツリ行くぞー！』

『オー!!』

と言えど朝晩はまだ冷える東北。

いまだに凄まじい光景。

広く先まで

『どうしたら、こうなるの？』『どうして、ここにこれが？』

と呆然と続く景色。

１００年分の瓦礫や土砂が出たと言われるこの震災で、日本で一番瓦礫が出たのが石巻です。

昼前には今度はムチャクチャ暑くなり、ガラの悪い元気なチームのみんなも、疲れてる体に追い討ちをかける暑さ。けど、さらに声を掛け合いシャベルで

『はいっ！ハイッ！』

と拾い、引っ張り、掘り出し、土嚢袋に入れたりし続け。

ハンマーで大きな石を叩き割りながら

大事そうな物や思い出の物を取り置きまとめ。

今度はたまった土嚢袋を大きなトラックに全員でリレーして積んでいく。

地面やドブや下水道まで掘る。

それをしないと、また雨だけでもすぐここらへんの町や住宅がさらに浸水したり、大変な事になっちゃうんだ。

だからそれを何セットも何セットも。

異様な生臭い匂いと、真っ黒なヘドロにまみれ、舞い上がる埃に、大粒の汗かいて

『ぅおりゃー』と『地面が見えてきたぞー!!』と『オオー!!』を何回言ったり聞いたか(笑)

そんな仲間に感謝しながら誇りに思い手を走らせると、そこには地元の笑顔と涙とありがとうがあった。

１０分休憩を挟んだ時に

『うち見てく(^-^)？』

て、オイラを２階に上がらせ、津波で大変な状態になりながらも、話ながら前を向いて生活してるお母さん。

『ゆーすけだー!!』なんつって元気に話したりじゃれ合う子供達にお母さん達。

『‥俺もぅなんて言っていいか分からないよ‥』と涙ぐみながら握手してくるおじさん。

『なんで？明日ライブ行くよ！』と引き返して手紙とお礼をくれるお兄さん。

段ボールにメッセージを書いて『お願いだからもらって！』とジュースの差し入れしてくれる赤ちゃん抱いたヤンママ達。

『‥あんた達スゲーな。』と呆然と見るヘルメットかぶったおっちゃん。

４、５才の子が『ゆーちゃーん！のど飴！』て１つのアイストローチを手渡してくれたニコニコ坊主♪

『実は俺娘が‥本当にありがとう本当にありがとう』てみんなに話してくれたお父さん。

今日１日、ひとけも全然ないけど、たまに通る他にも暖かい人や家族がみんな

『笑顔』と『涙』と『ありがとう』がまたそこにもあって、俺達もマスクやゴーグルごしに泣いちゃって。

みんな終わった頃には、もぅこの旅の疲れで、腰も肩も首も握力もなくなり、帰りのバスではグッタリだったけど(笑)

で、そのあと夜オイラはNHK仙台の協力のもと、

地元の野球チームや、MONKEY MAJIKさんをゲストに呼び、ラジオの収録。

２本分。今日会った人達にもラジオ聞いてるよ！ておじいちゃんにまで言われた(笑)

だから地元のみんなで、ゲストを呼んでやってみたかったんす♪

さぁ、曲作りして、明日の２回ライブの構成確認して。。

‥さすがに今日くらいは‥

寝‥

ないで、これからもガンガン行くしやるし続けるから待っててねん！

明日(今日ね)もかますから!!やるっつったら、ゼッテーやりまっぺ♪('◇')ゞ