ちーちゃん | 上地雄輔オフィシャルブログ「神児遊助」 Powered by Ameba

ちーちゃん

ちーちゃん4才。
 
 
 
 
 
 
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今日知り合った友達の1人です。
 
 
今日来てくれクルーのみんなにまず、心からありがとうございました。
 
 
 
このブログを書くのも迷いましたが、今日来たみんな知ってるのと、ちーちゃんのお母さんの了解の元書きます。
 
 
 
今回のホールツアーいつもステージにお客さんをあげます。
 
『きをつけ!礼!』を言ってもらいに。みんなでライブを作りたいから。
 
 
 
毎回偶然というか奇跡的な出会いがあるんだけど、今日のちーちゃんもそうでした。
 
 
本番直前に呼んだ手紙を読んだ1枚。それがちーちゃんのお母さんです。
 
 
 
そのお手紙に返事して本番を迎えました。
 
 
 
こーゆーのを言うと『私は?』『僕は?』『俺も辛いのに‥』て、なっちゃうから極力言わないよーにしてるんだけど。
 
 
 
ちーちゃんは、自分の体や心と戦ってます。
 
 
 
細かい事は言えませんが、ちーちゃんは太陽も浴びれない体です。
 
 
 
そのお母さんもいろいろありながら必死に頑張ってます!
 
 
 
ちーちゃんはそれでも
 
 
『ゆーちゃんと結婚するから頑張るっ!』
 
て歯を食い縛りながら、お風呂に入ったり、病院に行ってる頑張り屋さんです。
 
 
 
その子を何千何百何十何人いたか分かりませんが手挙げてた中から選び、もちろん最初は全然気が付きませんでした。
 
 
 
 
ちーちゃんは。ステージに上がると、いきなり緊張しまくって声が出ませんでした。
 
 
『‥これはマジでヤバい。』
 
 
と初めてお客さんを全員座ってもらい。ゼッテーこいつのためにも諦めちゃダメだ!とみんなで四苦八苦。
 
 
 
会場全員で声かけたり、オモチャ渡したり、元気な3才のれい君をあげてもダメ。
 
 
 
泣いたらもぅ止まらない。
(;_;)
 
 
 
冷や汗が何回も出ても、ちーちゃんと何回何回もチャレンジ。
 
 
頭の中で
 
 
『どうする?』『頑張れ負けるなちーちゃん』『どーなっちゃうんだ?』『トラウマで話せなくなったらどうしよう?』『ごめんみんな分かってくれ!』と頭の中でグルグルグルグル。
 
 
 
お母さんもステージにあげて助けに来ても泣き止まず。
 
 
 
そこで初めて心で
 
『ん?ちひろ?‥この子の手、ゴツゴツして‥まさか。ウソでしょ?そんな事‥』と思いました。
 
 
 
オイラは
 
『お母さん‥もしかして僕に手紙くれました?』
 
 
お母さん
 
『‥え?は‥はぃ。』
 
 
オイラ
 
『まさかこいつ‥僕、さっき返事送りましたよ(^-^)』
 
 
お母さん
 
『‥ぇ』
 
 
 
てお母さんまで、泣いちゃって。
 
 
 
お母さんはステージでオイラや温かいクルーみんなに謝りながら、またちーちゃんを『きをつけ!礼!』を言わせるために頑張り。
 
 
 
 
耳にはめてるイヤーモニターでは『スタッフ、バイト陣は今確認して全員いつまでも付き合う準備できてます』の声。
 
 
 
 
しばらくしてまた
 
『もぅダメだ!お客さんの電車が無くなる!!』
 
 
 
で断念。今日来たみんなの温かい拍手と笑顔にどれだけ救われたか分からんす。
(;_;)
 
 
席に戻ったちーちゃんは踊りだし、それを見えた瞬間泣きそうになり、ステージの最後にオイラは
 
『おまえ終わったら『きをつけ礼』を言いに絶対楽屋に来い!』て叫びました。
 
 
 
 
そしたら終演後、来てくれました。
 
 
 
 
オイラはしゃがみ両手を広げると、ちーちゃんも両手を広げてダッシュ!
 
 
 
 
もぅ楽屋中の人気者(笑)
 
 
 
 
 
 
泣き出すスタッフ。あやすダンサー陣。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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そして、ちーちゃんは口を初めて開き言いました。
 
 
 
 
『礼!!』て。
 
 
 
オイラも泣き。お母さんも(笑)
 
そして病院やいろんな事に負けないと約束して両手を振って帰りました。スタッフダンサー陣バイトさんに社員さん、1人1人今握手して
 
『長い時間、そして遅くまでごめん!本当にありがとう』と言いましたが、何より今日来てくれた1人1人に
 
1つの小さな命や人生を支えてくれて感謝です。
 
 
被災地はもちろん、全国や海外でも老若男女、とてつもなく苦しんだり悲しんだり頑張ってる人達がムチャクチャいます。
 
そんなみんながこんなオイラを生き甲斐にしてくれる以上走り続けます!!