大好き横高の監督の思い出

毎回いろんな所にいろんな方が来てくれる中、昨日は保育園の先生から高校の監督も家族連れで来た。

野球好きや甲子園ファンならお馴染みの渡邉監督。

横須賀の中の田舎から出てきた雄輔少年。

中２からずーーーっと

『一緒に野球をしよう』

と言ってくれた監督。

高校に入ると１年のみんなを呼び監督は

『この中でプロにならないで社会に出るのがほとんだ。だから私は人間としてまず成長してほしい。』

と言われた。

いろんな場所から、腕に相当自信のある有名なヤツらがズラリと並んだ中、夢見た少年達はみんな

『え？俺達全員プロ野球とかメジャー行くんじゃないの？』

て思ってきた中で、いきなりリアルな現実を突きつけられた感じだった。

そこから監督は挨拶１つからいろんな事を教えてくれた。

メチャクチャだったオイラは、いきなり１年で寮に入れられた。

各学年５、６人入る寮。

３０人いる１年の野球部オイラ以外は学校まで遠くて通いきれない生徒だった。

それ以外の生徒の中でもオイラは学校から一番実家が近かった。

あん時言われた理由は１つ。

『お前を実家に帰したら何しでかすか分からないから。』

オイラは

『‥ウソでしょ？』と顔面蒼白になりながら地獄の寮生活(笑)

今となって本当に宝物だ。

監督、部長、ケンジコーチが３日交代で泊まる寮。

たくさん支えられた。

足の靭帯切った時も

『できますから！』

て言っても我慢を教えてくれた。

肘の神経切った時も

『目標はその日その日が支配するんだ』

て教えてくれた。

問題起こした時も

『仲間の大切さ』

ケンカした時も

『チームの大事さ』

丹波さんが亡くなった時も

『乗り越える強さ』

でかい試合では

『プレッシャーの乗り越え方』

『周り見る事』『瞬発力』『状況判断』

生活でも朝早くから掃除、自分の部屋や道具が少しでも汚れだけで、そりゃーもぅムっっっチャクチャ厳しく細かく怒られた。

自分も大変で体調もよくないのに家に呼んでくれた事もあるし、

監督のママや娘さんの作った山盛りの弁当を何回食ったか分からない。

そんな監督家族の言葉や教えや弁当があったから今の自分がいるのは間違いないんだ。

いまだに酔っ払って嬉しそうに話したり

昨日も終わって楽屋にニコニコ家族で来て、

『いや～本当にすごいし、よく持つな(^_^;)これでまた元気になって明日から頑張れるよ！』

て泣くほど嬉しい。

その監督が朝

『高校時代何もしてやれなかったのに‥』てメールが来てた。

おもいっきり

『何言ってんすか!!』

て返事しといた(^-^)

愛情たっぷりで、いつもそばで見捨てないで厳しく育ててくれた、この監督を尊敬と感謝しまっくてるし、応援してくれる人同様

ゼッテー守りたい１人だ。

前に体調が悪い時電話してて

『俺は両足へし折れてもピンチん時は行きますからね。』

て言ったケド。

あれ、マジっすよ。

考えたら一番最初に

『芸能界に向いてるな(笑)』

て授業中言ったの監督でしたね(笑)

じゃ今日も教えてもらったフルスイングしてきます♪