次に、読んだ本が、これ。「ネットVSリアルの衝突」。

ネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するか (文春新書)

web2.0全盛時代において、P2PやWinnyの金子裁判の話が前半の大部分を占める。そして、私がその当時、一番気になったところは、10章のデジタル家電、ipodの衝撃、部分。「ipodは、コンテンツや、情報のコンテナーとして利用でき、、、、ipodのメディア化を促進させる」の部分。

後述する、「2011年新聞・テレビ消滅」でも詳しくでている、『コンテンツ×コンテナ×コンベヤ』の概念が創出したきっかけだったんだろうな、と思う。

佐々木さんの本の中では、IT領域における事件・裁判を追いかけることに大半を費やした少し珍しい書籍、という印象を今でも感じた。