鬼滅の刃の柱稽古編

第四話“笑顔になれる”で

時透無一郎が

紙飛行機が得意という話の流れで

最後は皆で

時透に挑戦するという流れは

何とも和みな演出で

見ている側としては

興味深い一コマでした。

 

それと共に

何故か当ブログの

紙飛行機の本の歴史に

アクセス数が増えて

それはおそらく

時代背景の関係なのだろうと

そう思っています。

 

ハッキリ言いますが

鬼滅の刃はアニメです。

風俗設定は大正期ですが

紙飛行機の年代に関しては

そこは度外視して見るべきでしょう。

 

さて

竈門炭治郎が飛ばした

紙飛行機が

気になったという人もきっと多い筈。

それとも

時透無一郎が飛ばした

紙飛行機の方が

気になりましたでしょうか。

 

時代背景は別として

出て来た紙飛行機は

どれも伝承型ですので

見た瞬間

何という紙飛行機か

分かった人も結構多い筈です。

 

特に御高齢の方なら

尚更でしょうか。

 

竈門炭治郎の作った紙飛行機は

『とんびひこうき』

時透無一郎が作った紙飛行機は

『へそひこうき』

です。

伝承型『とんびひこうき』

『とんびひこうき』実物

竈門炭治郎・紙飛行機『とんびひこうき』(伝承型)

時透無一郎・紙飛行機『へそひこうき』(伝承型)

頭の部分を折り返さないバージョンです。

『へそひこうき』実物

時透無一郎が投げた『へそひこうき』

その特徴の“へそ”がはっきりと判ります。

剣によって真っ二つになる

時透無一郎の『へそひこうき』

 

どちらも調べれば

折り方は直ぐに出て来ます。

時透無一郎が作った紙飛行機の数々

『いかひこうき』や

頭を折り曲げた『やりひこうき』も有ります。

『ひらひこうき(のしいかひこうき)』

 

 

 

 

それ以外でも

出て来た紙飛行機は

どれも古典的な物ばかりですので

カタチを見れば

直ぐに折り方は判ります。

 

見ても判らない特別な紙飛行機は

一つも有りませんでした。

 

そこはきちんと

一線を引かれていた様に

思います。

 

オチとして面白かったのは

このシーンでしょうか。

時透無一郎の鎹鴉の銀子が

竈門炭治郎の紙飛行機をくしゃくしゃにするシーン

裏筋として見るのなら

カラスがトンビを襲った、とも言えます。

まあ、その後で

鎹鴉の天王寺松衛門と銀子が

喧嘩を始めるのですが・・・。

 

このアニメが

一つの切っ掛けとなって

一人でも

紙飛行機に関心を持って貰えたのなら・・・。

 

何て事を考えるのは

自分一人だけなのかも知れません。