飛距離型は縦長に作り

滞空型は横長に作る。

 

切り紙飛行機に付いて

色んな本を読み漁って

得ていた記述です。

『ペーパーダーツ』紙飛行機の祖

『やりひこうき』ペーパーダーツの進化系

『やリジェット機』ペーパーダーツの変異型

 

直進性を求めるカタチの傾向と

滞空性を求めるカタチの傾向が

この二行に集約されています。

 

世界大会優勝者の

言葉ですから

一つの真理として受け止めて

問題は無いでしょう。

 

自分は中途半端な知識を

ひけらかす人が嫌いです。

そんな知識で

マウントを取りたがる人達も

嫌いです。

 

判らない事は判らないと

はっきりと言い切る人が

自分には信用出来る。

 

これは

間違いを間違いだったと

認める事が出来る人こそ

進歩に貢献出来る人だと

自分は信じているからです。

 

キャリア=携わった年月

 

とはならないのが

この世界ですし

所詮この世界は

偏屈な人間の集まりですから

他の紙飛行機作家の言動も

否定的に見ている人も

きっと多い筈。

 

この世界のあるあるでしょうか。

 

色んな本を読んでも

ネット上を検索しても

折り紙紙飛行機の基礎については

誰も発信していません。

 

有るのは飛行機の理論に基づいた

紙飛行機の有り様、の話し。

 

では質問です。

 

紙飛行機を投げ上げるのは

オーバーハンド一択なのか。

 

どう思いますか?

 

アンダーハンドは

選択肢に含まれないのでしょうか?

 

競技用紙飛行機の胴体は下に作るモノ?

 

上に胴体を作った紙飛行機は

競技には向かないのでしょうか?

 

胴体は下に作るモノなのでしょうか?

『ステルス01戦闘機』

『トリガー』上部

『トリガー』下部

 

これらの答えを

考えてみて下さい。

 

胴体を上に作る紙飛行機には

一般的な摘み方をして投げる方法が

有りません。

 

ではそんな紙飛行機には

デメリットばかりで

メリットは何も無いのでしょうか。

 

胴体を上に作る

折り紙飛行機に

メリットは有りますか?

 

メリットは何も無いのでしょうか?

 

もう一つ、別の質問。

 

競技用紙飛行機の折り重ねは

翼の下がベストなのでしょうか?

 

折り重ねが上になる時の

メリットとデメリットは

何でしょうか?

『スカイキング』

『スカイキング』上部折り重ねバージョン

 

自分の基礎研究では

『スカイキング』

上部折り重ねバージョンの方が

一般的な『スカイキング』よりも

滞空記録を伸ばせる、という

そういう結論を得ています。

 

あくまでも

それは理論上の話しですが・・・。

 

実際その結果を導く為には

その為の細やかな調整が

必要となる筈ですから。

 

自分がこの結論を得た

基礎研究は

判ってしまえば

“なあんだっ”て内容なのですが

その結論を得る為に

結構な遠回りもしてきました。

 

ではこの結論は

どこから導き出されたモノなのか?

 

もし興味が有りましたなら

それも含めて

連休中にでも考えてみて下さい。