前閉じ式『トリプルエース』©遠藤アキオ 2017.03.15

Closed Front Type『Triple Ace』©Akio Endoh 2017.03.15

 

『トリプルエース』を

飛ばして見て

どんな感じだったでしょうか。

 

こんな物か、と思った人。

落ちてがっかりした人。

その飛び方に感動した人。

等々。

 

反応は

人それぞれだと思います。

 

『トリプルエース』は

投げ降ろし機です。

投げ上げには向きません。

 

一つ、お願いが有ります。

 

『トリプルエース』を

折ってみて

飛ばなかったのなら

良く飛ぶ個体に出会うまで

何機か折ってみて下さい。

5機くらい折れば

それまでに

一回は当たり機が

出ると思います。

 

私自身、

最初の頃

三回連続で

落ちた事が有りますから(笑)。

当時はその原因が

全く判らなかった

ですし。

 

実は

この紙飛行機には

当たり外れが有ります。

 

だから

当たりの個体の

飛行を

体感して貰わないと

話しが先に進めません。

 

もちろん

ハズレでも

調整すれば

すぐに良く飛ぶ様に

なります。

 

でも

当たりを飛ばして見て

初めて

この紙飛行機の持つ

ポテンシャルが

理解出来ます。

 

つまり

 

翼が

揚力を持っている事を

感じさせる紙飛行機・・・!

 

で有る事。

 

折り紙で作る

グライダー。

 

それが

この『トリプルエース』です。

 

それを感じて貰った上で

ハズレ機を

調整して欲しいのです。

 

先ず、確認。

 

翼は、

きちんと同じ高さで

折り出されていますか?

(背翼で見難いので

高さが合っていないケースが

多いです。)

そして

水平より若干、上方へ

翼は開いていますか?

 

それが確認出来たら

調整です。

 

調整は

翼の後方、両角を水平にならす事。

ここの部分。

ここを、水平位にまでならして下さい。

 

ストンと落ちるケースは

この両角が

微妙に下向きのケースが

多いです。

 

しかし

ここを上げ過ぎると

飛びはしても

ただの紙飛行機に

成ってしまいます。

 

ここの部分が

昇降舵に当たるからです。

 

ほんの僅か

水平位にまでならして下さい。

それで

飛行が安定すれば

OKです。

 

体感して下さい。

 

滑空する翼

 

の感覚を。