『ストーク』©遠藤アキオ 2019.02.06

『Stoke』©Akio Endoh 2019.02.06

 

折り紙飛行機は

錘という

推進力を持ちます。

 

では

この錘を

極限まで減らした

紙飛行機は出来ないか。

 

一時期

こんなテーマで

紙飛行機を

創作していました。

 

ほぼ翼のバランスだけで

飛行する紙飛行機。

 

そして完成させたのが

この

『ストーク』

です。

 

実は

本人的には

代表作の一つなのですが、

その理由は

マニアック過ぎて

理解はして

貰えないかも

知れません(笑)。

 

でも

折り図を見て貰えれば

判るように

錘が軽すぎて

一見

飛行能力が無いように

見えてしまいます。

1、中心線の四分の一の場所に、角を合わせる。

2、反対側の角も合わせて・・・。

3、合わせた部分に、天を合わせます。

4、背中を合わせます。

5、Aのラインで、折り目を入れます。

6、一旦、元に戻して・・・。

7、折り目を入れた部分で、前側を被せ折りにします。

8、AのラインをBに合わせ、翼を折り出します。

9、反対側の翼も折り出します。

10、形を整えて、完成。

側面写真

裏面写真

 

このままでも

まあまあ安定して

飛んでくれると

思いますが

出来れば

この『ストーク』は

完成形が理解出来たら

新しい紙で

折り返しをしない

(被せ折りの部分とか)

最低限の折りで

再度完成させて下さい。

 

僅かな折りの差異も

飛行に影響を

及ぼしますので。

 

その位に

結構繊細な

紙飛行機です。

あとは

空気に乗せるだけ。

 

ネーミングの由来は

特に有りません。

この名前

すぐにパッと

思い付きました。

 

何故か

『ストーク』って。

 

で、それ以外は

全く思い付きません。

 

案外、

どこぞの

物故紙飛行機作家に

創らされたのかも

知れません(笑)。

このネーミングは

そんな感じです。

 

まあ

紙飛行機の神様では

ないことだけは

確かなのですが。

 

試行錯誤から

生まれていますので。

 

この紙飛行機は

結構印象に残っていて

ずっと気になっていた

作品です。

 

改めて作って見ると

意外と飛んでくれるので

少しだけ

拍子抜けしました。

 

ペニープレーンの様に

ゆったりと飛ぶ

印象だけが

強く残っていました。

 

現在

この紙飛行機が

最も軽量の

錘を持ち

且つ

安定した飛行能力を

持つ

紙飛行機と思います。

 

これ以上の

ギリギリのバランスを持つ

折り紙飛行機の

出現を

密かに

期待しているのですが・・・。

 

その他の
紙飛行機の折り方は
こちらからどうぞ。

15種類の紙飛行機の折り方・サイトマップ・PART 2

https://ameblo.jp/kamihikouki-creator/entry-12436392010.html