慈悲深い神様なら きっと気付くであろう。
人間の弱さや醜さ、そして至らなさ。
抱えて、たくさん抱え込んで、
どうしようもなくなって、ふらっと旅に出る。
なんとなくね。
ここが良いんじゃないかと電車とバスでの小さな旅。
スマホに映る神社の情報は物凄く素晴らしいパワースポット。
なんでか知らないけれど、すっすっと時間は快適に走る。
つまり呼ばれたんだな、この神社に。
これは竹の子。
ぐるっと回った社殿の背中にひっそりと佇んでいる。
奇遇稀なる竹の子なんだって。
まだまだ成長をするってことだね。
なかなか手厳しい ( 笑う )
社殿も古くて優れものであるけれど、特に木彫りの龍がね。
曇り空に迫力満点。
ご神気満点。
どこを撮っても降りてくるよ。
それにしてもこの蓮。
慈悲深い神様がお慈悲を教えるために降りてきたようだ。
課題を提出しろと。いやはや … … 。
美味しそうな蜜を吸いにやってきた独り占めの虫さん。
喜んで飛び回っている。
まだまだ慈悲の芽は眠っている。水の中に。
大きな葉っぱと栄養満点の緑。
ひと言目に出る言葉はふた言目になんというか。
… … … 。
それは蓮の花が知っていて
答えは蓮の花が持っていて
つまりはこうだと言っているようなものだ。
『 泥に咲く花になれ 』
お陰様で。
神様、お付き合いありがとうございました。
感謝を込めて。